2023年3月12日日曜日

「SNSでは住所が特定される情報は書かないように」の罠

よく「SNSでは住所が特定される情報は書かないように」という注意を見かけるが、頭が悪い警告だと思う。実際は予想外の僅かな情報でも特定はできるので、あまり効果的ではない。気を付けててもバレるときはバレる。

それよりも嘘をついたほうがいい。特定しようとする人は基本的にSNSに書かれていることが全て本当だという大前提で情報を集める。その中に嘘が混ざってるとエラーが生じ、特定がグッと難しくなる。

なので身バレを恐れる人は、半径20km以内にスシローがないのに「近所のスシローに行ったときに…」とか、たまに書くといい。何かの対策をするときは受けだけじゃダメだ。攻めないと。

2023年3月7日火曜日

「独断!日本の全音楽グランプリ2023」2月の結果

【独断!日本の全音楽グランプリ2023】

<概要> ・私が2023年に日本で“リリース”されたすべての音源を聴きます。その中から優勝者を決めます。日本の音楽強制参加型J-POP賞レースです。 ・お笑い賞レースの形式を模倣して「1回戦(日本の音楽すべて)」「2回戦(500~1200曲)」「3回戦(360曲)「準々決勝(100曲)」「準決勝(30曲)」「決勝(10曲)」と曲を絞っていき、最後に10曲の中からグランプリを決定します。要は「日本の全芸人が強制参加させられ、予選から決勝までの審査をすべて青木1人で担うM-1グランプリ」の音楽版みたいなことだと思ってください。 1カ月ごとに「2回戦進出曲(50~100曲)」「3回戦進出曲(30曲)」を発表していきます。3回戦進出曲×12カ月分=360曲の中から年末に年間ベスト100を決定します。年末までに僕の価値観、日本の音楽シーンが大きく変わる可能性もあり、それによってランキングも変動します。1月の1位だった曲が年末のベスト100に入らず、1月の30位だった曲が年末ベスト100の上位に食い込む可能性もあります。そのため月間ベスト30はあくまでも暫定的な順位です。

2019年の結果

2020年の結果

2021年の結果

2022年の結果



<2023年2月の2回戦進出者>

※2023年2月にリリースされた日本の全音楽を聴いた結果、下記のアーティストが2回戦に進出しました。(太字が3回戦進出)


Ace-up / After Rain / BLACK BERRY TIMES / D.J.G.O. / DIALOGUE+ / Dirty Kiyomiya / DREG PEPE / drop / inuha / IZURU OZEKI DJ SEIROCK / J3SSi3 ROS3 / Kno-neno / LieDeeDonk / LIN / Liza Equliza / MIO / MIYOSI Fumi / MONJU N CHIE / Natsudaidai / SAW / Summer Eye / SUPER GENTLE / Truth Herai & JERK / uchikomi the every(one)sing / Vacant Wave / WANCE / Yacht Bianco / YUKI / ZOMOZ / アワータウンズ / かめりあ / ぐうな / ケアレス神経細胞 / スガシカオ / ニーハオ!!!! / ましのみ / わしこ feat. 5UB ORCA / 伊藤美来 / 玉井詩織 / 沓名真由 / 故やす子 / 高木波瑠 / 坂井志帆 / 渚乃奏 / 緒方恵美 / 赤坂んんん / 帯化 / 盆と正月 / 夢幻のプリューム / 悠弦ミラ


2023年2月の3回戦進出と暫定順位>


30. SUPER GENTLE - 花火 (SZK mix) 29. わしこ feat. 5UB ORCA - imitation ice 28. 盆と正月 - ご結婚前提 27. DREG PEPE - ハゲ OR カツラ OR DIE 26. アワータウンズ - 雲ぬけて 25. uchikomi the every(one)sing - Utopian exuberance of coming to Utopia 24. MIYOSI Fumi - 小源太ゴルジェ 23. 渚乃奏 - くたばる前に〜It's not time to die〜 22. DREG PEPE - 見よう見まねで人生で初めて走ってみた人 21. 玉井詩織 - Another World 20. D.J.G.O. - Struck 19. SAW - AZMATIC 18. 赤坂んんん - 汚れちゃったね 17. Vacant Wave - The Nationalist On The Broadcast 16. 帯化 - 御陵 15. drop - 時計をなくして 14. 悠弦ミラ - すたーらいと☆Dimension 13. 坂井志帆 - VIVID 12. inuha - 不登校 11. ぐうな - song4U 10. 故やす子 - 惑星中継地点 09. スガシカオ - さよならサンセット 08. Summer Eye - 失敗 07. ZOMOZ - 意外なことが次々に起こる 06. Truth Herai & JERK - Hi socks 05. LieDeeDonk - BLACK BOX 04. Ace-up - Fucker 03. DIALOGUE+ - やばきゅん♡シューベルト 02. MONJU N CHIE - わかっちゃいるけどやめられない 01. BLACK BERRY TIMES - Blow



(惜しくもベスト30漏れの作品) After Rain - Favorite it Dirty Kiyomiya - Butterfly IZURU OZEKI DJ SEIROCK - うらやましいでしょ・・・ J3SSi3 ROS3 - KiNG Kno-neno - Bustle LIN - ひとりごと Liza Equliza - LOVE MIO - カルト MIYOSI Fumi - 私は責任感がない(箏:上遠野文音) Natsudaidai - green tea (feat. n0suke) WANCE - なんでもない奇跡 Yacht Bianco - Sunset in the city YUKI - どんどん君を好きになる かめりあ - RATIO'D + CRINGED + SCRATCHED かめりあ - SCREW // owo // SCREW (LÒwÓng Version) かめりあ - LOST TECHNOLOGIE かめりあ - SswwiinnddlleerR!! ケアレス神経細胞 - 逸脱都々逸 スガシカオ - 東京ゼロメートル地帯 スガシカオ - 痛いよ ニーハオ!!!! - So tough & So tough ましのみ - 2018 伊藤美来 - 気づかない?気づきたくない? 沓名真由 - St. Bernard 高木波瑠 - 高​台​の​上​流​思​考 坂井志帆 - TOMAREN 緒方恵美 - 微笑みの爆弾 夢幻のプリューム - ガチ恋返し




■2023年の月間チャンピオン 1月:JUDO

2月:BLACK BERRY TIMES





















R-1を責めないで(伊武雅刀「子供達を責めないで」に乗せて)

数年前から感じていたことなのだが、一部のお笑いファンの間に「R-1を叩いておけば・イジっておけばOK」みたいな空気が流れているような気がする。これは「○○を面白いと言っていればOK」みたいな空気を裏返したものだといえる。自分で「面白い・面白くない」を判断できない人が増えて、その人たちは“お笑いシーン”の雰囲気に流されてしまう。別にそれでも構わない。各々が好き勝手に楽しめばいいのである。

ただ、それが批判の対象になると話は変わってくる。「みんなが○○を面白いと言ってるから、自分も○○を面白いと思う」はまだいいが、「みんなが○○を叩いているから、自分も○○を叩こうと思う」は実害が生じるので、なかなかよくない。

「R-1」運営局の不手際をみんなでイジる“ノリ”のようなものができている。この構造はイジメとほぼ同じだが、相手が個人ではないから、イジメだと気付かない人は多い。「R-1」が何かミスをするたびに、イジメ側に回って安心しようとするキョロ充たちが「そういうとこだぞ」と責める。「R-1」が新たな不手際を起こしたときに、なんかうれしそうなのである。

「R-1」に限らず、一部のお笑い好きは「お笑いを分かってない奴」をイジめようとする癖がある。一部のお笑い好きに流れているそういう空気がどうもキツく、目に入れたくないものなため、ますますお笑いのネタだけを見ていたくなる。お笑いのネタを見ているときだけ、目の前にある「面白いこと」に集中できる。

ただ「ランジャタイが急に人気が出た」みたいな事件は、やっぱりエキサイティングで、それを含めてお笑いは面白い。シーン全体を俯瞰で見渡すことで、より芸人のネタやトークを味わえる。決して、お笑いファンに同族嫌悪を剥き出しにしたいわけではない。とにかく「イジメはやめてくれ」と願うばかりである。