2019年11月26日火曜日

YouTubeで再生回数1万回以下のJ-POPの名曲

今年、日本でリリースされたすべての音源を聴くという苦行をしているので、あまり知られていない名曲をたくさん知っています。そこで今回は「再生回数1万回以下のJ-POPの名曲」と題して、すごい名曲なのにYouTubeで全然再生されていないものを紹介します。全7曲。

①愛津咲 - UP TO YOU


福祉業界で働き、日本唱歌や童謡に感動して涙を流してくれる高齢者に心を打たれ、アーティスト活動を開始したという愛津咲(あずさ)さん。日本各地のお祭りやイベントの特設ステージを巡りながらマイペースに活動されています。今年1月には待望のEP「UP TO YOU」をリリース。表題曲は温かくてじ~んとくるサビが素晴らしく、埋もれるには勿体ない名曲です。愛津咲さんの活動は下記ブログでチェックしてみてください。
https://blogs.yahoo.co.jp/relaxationsala

②HoRookies - Drive
地元・沖縄でマイペースに活動している4人組バンド・HoRookies。YouTubeで検索してもミュージックビデオが1個も出てこないくらい細々とやっているバンドなのですが、彼らの「Drive」というナンバーが渋くてクールな大名曲。4人全員がボーカル(これもある意味イカれている)なことを生かした“歌のマイクリレー”がめちゃくちゃカッコいいです。地方でひっそりと活動しているバンドがこんな名曲を隠し持っているなんて知ってしまったら、もう全国の全バンドを掘らなきゃいけないじゃないかと焦ってしまいますよね。ちなみに今年9月にリリースされた1st album「HoRookies」はiTunesで販売中。「Drive」も収録されているので、音源バージョンもぜひ聴いてほしいです。

③スクランブルガム - Nyander
7人組ダンス&ボーカルユニット・スクランブルガムの名(迷)曲。DISH//、超特急、EBiDAN、XOXとか男性グループが結構流行っていますが、その中でもこの曲は相当ヤバい。イケメンの男の子たちが猫になりきって、イントロで「ニャニャニャニャニャー」と歌うんです。サビでも語尾が「ニャ」。猫を意識したダンスもすごいんですが、ここまでくるとクセになります。楽曲自体の出来はすごくよくて、サビの哀愁あふれるメロディも完璧。HASAMI groupでもよくこういう感じの曲を目指して作っています。

④かなわない恋 - my way
女性シンガーソングライター・miekoさん中心に結成された音楽ユニット「かなわない恋」。miekoさんの実体験をもとにした恋愛ソングを多く生み出しており、一見「スイーツ(死語)」とバカにされそうな女性に向けた音楽という感じ。最先端の尖った音楽とは真逆なので、音楽フリークほど出会うことのないアーティストだと思うのですが、そういう人の曲も全部チェックしてると時折すごくいい曲を生み出しているんです。「my way」はまさにそれ。奇を衒った感じがない真っすぐな名曲で、半年で1000回再生はなかなか悔しいものがありますね。

⑤九州女子翼 - fruits music
福岡市を拠点に活動しているアイドルグループ・九州女子翼の楽曲。ローカルアイドルらしくMVもチープで全然再生されていないのですが、それにしては楽曲のキレがありすぎです。特にサビは明るさ、切なさ、懐かしさが完璧なバランスで同居していて素晴らしい。今年8月にリリースされたEP「RED STYLE」は全体的にも出来がいいです。「fruits music」以外だと「Merry Go Round」という曲もオススメ。

⑥西恵利香 - BITTER
篠崎愛が所属していたアイドルグループ「AeLL.」に所属していた西恵利香さんのソロ作。もともと歌唱力が高い評価を得ていた方で、卒業後も精力的に活動されています。「BITTER」は2000年代前半~中盤を思い出すちょっと懐かしい感じのR&B風ポップ。派手さはないですが、かなりの名曲だと思います。

⑦OBP - バイバイ
2015年に結成された沖縄発のモデルアイドルグループ。地元のイベントなどを回っている感じで、なかなか東京まで情報が届かないのですが僕はしっかりと見ています。この「バイバイ」という曲はサビのメロディが凝っていて、ローカルアイドルの曲にありがちなお粗末感とは真逆。なかなか高度で完成度が高いです。「バイバイ」を披露しているイベント映像では、歌唱中、前をバスが通り、メンバーが後ろに避けるという東京のライブじゃありえない光景がありますがそれも味わい深い。そんな環境でやっている人たちがこんなに素晴らしい曲を持っているなんてロマンチックです。
↓音源バージョンもぜひ聴いてください。音作りがとても凝ってます。
https://www.youtube.com/watch?v=MbRxs7nOO8k

2019年4月12日金曜日

【時事】HASAMI groupに何が起こっているのか?

これまでほとんどライブをせず、音源を流通させることもなく、
12年もの間、薄暗い部屋で呻くように音楽を発してきた“闇の軍団”HASAMI group。
そんな彼らの周辺で何やら不気味な事態が起きている。









異常事態が起こっているのは誰が見ても明らかだった。
日本アンダーグラウンド音楽界の重鎮・HASAMI groupの楽曲が
さまざまなイベントや番組の予告編に使われているのだ。
しかも、どれを再生しても使われているのは「立ちすくむ国家」のみ。
1つの曲が短期間でさまざまな番組の予告編に流用されていることすら見たことがないのに、
その楽曲は素人が趣味で作ってネットに発表している楽曲なのだから更に驚きだ。



青木龍一郎の「YouTubeベストビデオ100」でも「立ちすくむ国家」が使われているが、
こんなものは静岡朝日テレビの後追いにほかならない。



この謎の現象に関する言及もチラホラと見られる。
「摩訶不思議HCMC銀河」という名前の奴がここまで不思議がるということは、
きっと相当な不思議なのだろう。



【トピック】
HASAMI groupの「Internet Lovers」「Quietly Start」をYouTubeにアップしました。