2021年12月31日金曜日

JAPANESE REAL MUSIC大賞 2021

2021年に発表された日本の音楽の中でも特に、異彩を放っていた楽曲を表彰します。



10位:男前キムチ - 男前キムチ

【謎の商品PRソング】

大阪の鶴橋商店街に「三原商店」という店があり、そこで「男前キムチ」という商品を売っているらしく、恐らくそのPRソングだと思われるのが男前キムチの「男前キムチ」です。「男前キムチ」という商品をPRするのが、「男前キムチ」というアーティストの「男前キムチ」という楽曲なの、さすがに男前キムチすぎませんか? 純度100%とはこのことをいうのでしょう。どこで流れているのかは不明です。

↓こちらは「男前キムチ」の通販サイト。気になった方は購入してみては。

https://tsuruhashi-kimuchi.com/



9位:SatoruBagg - Final Temptation

【異次元とはこのこと。常人には理解不能なフロウとビート】

異次元とはこのこと。常人には理解不能なフロウとビート。今年はSpider Gang界隈から影響を受けた日本のヒップホップアーティストがイルな感じを出そうと必死に狂人ぶってるのをよく見かけましたが、本当にイルなのはこの方だというのは紛れもない事実。



8位:しゅーや - なめたけ食べたい

【奇跡】

子供がアカペラのオリジナルソングを歌う、ということは日本全国の無数の家庭で起こっていることかと思います。しかし、それがパッケージ化されて、我々の耳に届くということは奇跡です。家の中で完結し、親しか知り得なかった類の楽曲が世界に放たれていることがロマンチックすぎて、クラッとしてしまいそうです。



7位:榊原佑吏 - 恋愛ディスコード

【全身が震え上がるゾクゾク感】

初めて聴いたときに「このゾクゾク感が欲しかったんだ」と興奮しました。44秒頃の、ギターを止めて「どうして君が泣いてるの?」というところで、思わず「ギャーッ!」と声を出してしまいました。今後もっとすごい曲を生み出してくる予感がしており、目が離せません。



6位:Dragon Small Dog - Man is Dragon

【第一声で面白い、MVも面白い】

歌いだしの「まんっ~」が100点。英語の歌詞なのですが、文法は無視。日本人が海外旅行でやる、単語を並べて意思疎通をはかるみたいな、そういう文章です。曲の歌詞でこの感じなのは初めて聴きました。MVもとても面白いので、ぜひ見てください。



5位:ヨコタ村上 孝之 - 抱っこ

【50代の学者が幼児になりきって歌うスカム音楽】

HASAMI groupのニュースサイトを作るとき、とにかく一番気持ち悪い名前にしようと思い、キモさを追及した結果に辿り着いたのが「だっこ」でした。そしたら大阪大学の言語文化研究者のヨコタ村上孝之さんも同名の曲を作っていて驚きました。そして私が目指していた気持ち悪さを曲中でも完璧に表現していました。1分27秒からの「だぁ~かぁ~らぁ~」と言い方、1分56秒からの「だっこ、めっちゃ気持ちいの」のくだりはかなりすごいです。全体を通してとにかく気味が悪い。なぜ学者がこのようなスカム音楽を生み出したのか、背景はわかりません。



4位:nine - gun gun gun.

【拳銃に憧れる中学生のあの感じを見事に楽曲化】

サウス系のヒップホップよりも銃声が多く入っている曲が日本にあるのかと私は唖然としました。それがnineの「gun gun gun.」。開始1秒で3発の銃声が鳴り響き、そのあとに「デュン♪」という謎のシンセ音。さらにそのあとも銃声が鳴りまくり、曲が幕を開けます。その後は「gunを引き出し引き金鳴らし発砲していきなりキチガイ」から始まる怒涛のラップ。危険すぎる。その言葉は浅井健一ではなく、nineのためにあったのかもしれません。



3位:ロシュ・ゴールド - セックスヴィーナス

【リリックがすごすぎる】

リリックがすごすぎる。「何があったんだ」と心配になります。最初は「YEAH YEAH! SUCK MY DICK! SUCK MY DICK!」とスラング全開でものすごくセクシャルで過激なリリックなのですが、途中からただの愚痴になっていきます。この面白さは聴かないとわからないので、とにかく体験してください。ある女性への怨念がどんどんヒートアップしてきて、どんどん文章が長く説明口調になり、どんどん早口になってくる。



2位:桜華春樹 - 桜舞えパーリナイ

【盛りあげたいという気持ちが痛いほど伝わってくる】

2021年は桜華春樹と出会えたというだけでいい年だったなと思えます。そのくらい素晴らしいアーティストです。彼の名曲「桜舞えパーリナイ」の素晴らしいところは、「とにかく盛りあげたい」という作り手の気持ちが異様なほどに伝わってくることだと思います。「ゆったりしたイントロから一気に盛り上げる感じのことがしたい」「Aメロはラップで盛りあげたい」「2番で『さくら』のサンプリングをすることで、聴き手に『うわー! ここにきて敢えて日本の古典音楽を取り入れてきた!渋くてカッコよすぎる!』と思わせたい」など、やりたいことを詰め込んだんだろうなということがわかります。



1位:solohighlife - everyday

【伝説の一小節余し】

今年は、どう考えてもやっぱりこれでしょう。歌詞の冒頭を削ることで、最後の1小節を余らせるという伝説級のテクニックで度肝を抜いたsolohighlife「everyday」が2021年の1位です。JAPANESE REAL MUSICってこういうことだから。この曲のすごいところは下記記事で詳しく解説しているので、ぜひそちらも読んでください。


「ノリアキはわざとらしすぎる」という方に




今回紹介したような楽曲をひたすら収集している「JAPANESE REAL MUSIC」という

Tumberをやっていますので、こちらもぜひチェックしてみてください。





2021年12月25日土曜日

HASAMI group presents「病気が治ったら 究極のクソカバーNo.1決定戦」1次予選 審査結果のお知らせ

厳正なる審査の結果、以下の10組を最終審査進出といたします。

001.尾崎

002.ジャ

005.よ

006.とつこま

007.308pond

008.自給自足

009.虚無G

011.前津修斗

014.トマト☆もみお

015.キャサリン

(※エントリー順)


最終審査ではHASAMI groupメンバーの青木龍一郎と湯上優紀、サブメンバーの西日本ガイ吉、サポートメンバーの田中耕太郎の計4人が100点満点で“クソ度”を採点。合計得点がもっとも高かった作品が栄えある「病気が治ったら 究極のクソカバーNo.1」となります。最終審査の結果発表・解説はYouTubeにて配信予定です。


2021年12月3日金曜日

「日本の全音楽グランプリ2021」11月の結果

 <概要>

・私が2021年に日本でリリースされたすべての音源を聴きます。その中から優勝者を決めます。“日本の全音楽”強制参加型J-POP賞レースです。

・お笑い賞レースの形式を模倣して「1回戦(日本の音楽すべて)」「2回戦(500~1200曲)」「3回戦(360曲)「準々決勝(100曲)」「準決勝(30曲)」「決勝(10曲)」と曲を絞っていき、最後に10曲の中からグランプリを決定します。要は「日本の全芸人が強制参加させられ、予選から決勝までの審査をすべて青木1人で担うM-1グランプリ」の音楽版みたいなことだと思ってください。


今年は1カ月ごとに「2回戦進出曲(50~100曲)」「3回戦進出曲(30曲)」を発表していく形式となりました。3回戦進出曲×12カ月分=360曲の中から年末に年間ベスト100を決定します。年末までに僕の価値観、日本の音楽シーンが大きく変わる可能性もあり、それによってランキングも変動します。1月の1位だった曲が年末のベスト100に入らず、1月の30位だった曲が年末ベスト100の上位に食い込む可能性もあります。そのため月間ベスト30はあくまでも暫定的な順位です。


2019年の結果

2020年の結果


<大会の意義>
毎年「○○年のベストミュージック」みたいな感じでいろんな個人・メディアがランキングを発表しています。大きく分けると「みんなの投票や意見をもとに決めているランキング」「個人が独断と偏見で決めているランキング」の2つがほとんどかと思います。

「みんなの投票や意見をもとに決めているランキング」は、ある程度知名度がないと上位には行けないため、アマチュアが誰にも知られずひっそりと発表していた曲は1位をとるのはほぼ不可能です。僕は知名度が一切ない人がひっそりと発表していた曲が、その年のNo.1の名曲だったという可能性もあると思うので、投票で決めるのはロマンがないですよね…。どれだけお金をかけて宣伝したか、本人がどれだけ熱心に外に向けてアピールしたか、とかそういった非音楽的ものがどうしても影響してしまうと思うので。でも「個人が独断と偏見で決めているランキング」は投票制と比べると、カバーできる曲の範囲がどうしても狭くなってしまう。参加曲の母数が少ないから偏りが出てしまう。

それぞれの問題点をカバーした完璧な「年間ベスト100」を作る方法は1つ。僕が日本の全音楽を聴いて決めるしかないのです。ということで日本の全音楽を聴きました。情報が一切出てこないアマチュアの方々の発表した音楽も気が狂うくらい聴きました。


<2021年11月の2回戦進出者>

※2021年11月にリリースされた日本の全音楽を聴いた結果、下記のアーティストが2回戦に進出しました。


Airi / BREIMEN / CASANOVA FISH / corazon / Cutemen / DOLCENOTE / EMERALD FOUR / HALLCA / I’mew(あいみゅう) / IDOLATER / igrstsk / Jinmenusagi / jubilee jubilee / Kitri / Kizuna AI  & DE DE MOUSE / Laur / LIMKOS / Linus / Lucky2 / MAPA / Naive Super  & Pictured Resort / NUSHTHEGOODBOY / Omoinotake / OYKT / Rons week / Shinichiro Yokota / SOMAJI / sommeil sommeil / SOROR feat. 池田智子 / SUPER GENTLE / TANATS / The Folie Phantom / three berry icecream / ukka / VOYZ BOY / Wang Dang Doodle / WT☆Egret / ZOOZ / アペタイザー主婦 / アマネトリル  / おとめ / カジヒデキ / かめりあ / キュビノワ / ピコピコ☆レボリューション / フィロソフィーのダンス / ボタニカルな暮らし。 / モエカ / モーリン公美子 / モフモフモー / ゆいにしお / よしのまりこ / 稲葉曇 / 原めぐみ / 倖田來未 / 黒韻 / 私立恵比寿中学 / 小田桐仁義 / 森川美穂 / 神威龍牙 / 茶封筒 / 土岐麻子 / 無果汁団 / 和田彩花 / 曖昧喫茶 / 笙


2021年11月の3回戦進出と暫定順位>


30.TANATS - 月影にダンス

29.Naive Super  & Pictured Resort - In The High-Rises

28.DOLCENOTE - かわいいおようふく

27.曖昧喫茶 - リトマス紙が示す君との関係値

26.モフモフモー - 中華街の食べ放題

25.茶封筒 - スパイ!

24.Lucky2 - キミすき

23.Cutemen - Love On The Beach

22.よしのまりこ - オレンジジュース

21.NUSHTHEGOODBOY - FUTARI (Two of Us)

20.黒韻 - TIME FLOW (feat. Moss.key, Dirty R.A.Y & Jammy)

19.ZOOZ - Vampire!

18.SOMAJI - Be Humble (feat. J.D.B)

17.jubilee jubilee - メリーゴーランド

16.WT☆Egret - Life is Beautiful

15.HALLCA - Precious Flight

14.Laur - SYSTEM ERROR

13.igrstsk - ミッシングリンク 

12.BREIMEN - CATWALK

11.9DayzGlitchClubTokyo - fray“Heavy Malfunction side”

10.The Folie Phantom - Phantom Magic

9.OYKT - シーカーミサイル

8.SUPER GENTLE - Joker

7.無果汁団 - 電話でクリスマス

6.Kizuna AI  & DE DE MOUSE - Here for you

5.キュビノワ - Space Debris

4.ag feat. 倉先 - everyday

3.Airi - 平成ギャルのひとりごと Spilling こぼれるほどに

2.私立恵比寿中学 - Anytime, Anywhere

1.モーリン公美子 - 負けないで My Energy (Remix)



■2021年の月間チャンピオン 1月:ちんからほい 2月:SAKUra 3月:koguma

4月:宇都美慶子

5月:MCマギー

6月:伊藤千晃

7月:Salan

8月:佐藤優介

9月:Francis

10月:KAICHOO

11月:モーリン公美子


年間王者に輝くのは果たして!?


2021年11月17日水曜日

意味もなく穴を掘り続けることについて

小学4年生のとき、昼休みの時間だけで校庭の砂場にどれだけ深い穴を掘れるか毎日挑戦することに友達と2人でハマっていた。「どこまで掘ればゴール」のような目標は一切定めていない。「40分間で限界まで掘り続け、昼休み終了5分前に急いで穴を埋めて元に戻す」という意味のない作業にひたすら没頭していた。

僕らの穴を掘るテクニックは日に日に向上していき、動きも美しく無駄のないものとなっていった。最初は2人でがむしゃらに砂をかき続けるだけだったが、途中からは効率の良い分担作業を確立させた。その息ピッタリで機械的な動きは、熟練の餅つき職人のようだったと記憶している。

ある日、僕らの穴掘りは1つの到達点に達した。深く掘りすぎて、砂場の底から水が溢れ出てきたのだ。穴を掘った先に湧き水があるなんて1ミリも想像していなかった。僕は感動と驚き、そして少しの恐怖を感じた。この恐怖は「自分たちがとてつもないパワーを秘めていること」や「徐々にショベルカーに近付いていくこと」への戸惑いから生じていたと思う。

次の日、僕らはどちらが言い出すこともなく穴掘りをやめた。「水が出てきたら辞めよう」なんて取り決めは最初からなかったのに。あの水を見た2人には「ここまできちゃったらもう十分だろう」という達成感があり、それは言葉を交わさずとも共有できる感覚だった。

「目標に向かって努力しろ」「ゴールが見えていない状態で走り出すな」とよく言われるが、それは何かの可能性を狭めることがある気がしている。目標や目的がない状態で努力しても、何かに“到達”することがある。僕は砂場から水が湧き出た衝撃的な瞬間を今でも鮮明に覚えていて、良くも悪くも、先に何も見えていないのに走り出すことにとてつもないロマンを感じるようになってしまったのだ。


※追記

毎日、一心不乱に深い穴を掘る2人の姿はほんの少しだけ校内で話題となり、その様子を見学しに来る児童がたまにいたそうです(伝聞)。


2021年11月8日月曜日

HASAMI group presents「病気が治ったら 究極のクソカバーNo.1決定戦」開催決定

「病気が治ったら」の10周年を記念し、コンテスト企画「病気が治ったら 究極のクソカバーNo.1決定戦」を実施します。詳細は以下をご覧ください。


【概要】

2011年11月8日に発表されて以来、HASAMI group屈指の人気曲となった「病気が治ったら」。本日までの10年間、さまざまな方に親しんでいただき、そのことに関しては大変感謝しております。一方で、ネット上でたびたび見かける「病気が治ったら」のカバーは、そのいずれも出来がいいとはいえず辟易しておりました。


そこでそんな「病気が治ったら」カバーたちが霞んで見える、マジのガチで一番ヤバいクソカバーを募集しようというのが「病気が治ったら 究極のクソカバーNo.1決定戦」です。とにかく、あまりにもクソすぎる「病気が治ったら」のカバーの頂点を決めたいと思います。皆さん、自分なりの「クソ」を表現し、「病気が治ったら」を極限まで劣化させてみませんか? ご応募お待ちしております。




【ルール(予定)】

・1次審査

全応募作品の中から、青木龍一郎による審査で「これはクソだ」と合格した作品が最終審査に進出。


・最終審査

HASAMI groupメンバーの青木龍一郎と湯上優紀、サブメンバーの西日本ガイ吉、サポートメンバーの田中耕太郎の計4人が100点満点で“クソ度”を採点。合計得点がもっとも高かった作品が栄えある「病気が治ったら 究極のクソカバーNo.1」となります。



【クソの定義について】

各自にお任せします。自分で考えてください。



【応募詳細】

期間:2021年11月8日(火)~2021年12月8日(水)23:59

応募先メールアドレス:iao96419641@yahoo.co.jp

「投稿者名」「説明・コメント(あれば)」を明記の上、音源データを添付してください。



【各賞の発表 / 賞品】

・優勝作品はYouTubeで配信予定の授賞式で発表させていただきます。

・優勝作品を獲得したものには何かしらの賞品を用意するつもりですが、あまり期待しませぬよう……。

2021年11月2日火曜日

「日本の全音楽グランプリ2021」10月の結果

 <概要>

・私が2021年に日本でリリースされたすべての音源を聴きます。その中から優勝者を決めます。“日本の全音楽”強制参加型J-POP賞レースです。

・お笑い賞レースの形式を模倣して「1回戦(日本の音楽すべて)」「2回戦(500~1200曲)」「3回戦(360曲)「準々決勝(100曲)」「準決勝(30曲)」「決勝(10曲)」と曲を絞っていき、最後に10曲の中からグランプリを決定します。要は「日本の全芸人が強制参加させられ、予選から決勝までの審査をすべて青木1人で担うM-1グランプリ」の音楽版みたいなことだと思ってください。


今年は1カ月ごとに「2回戦進出曲(50~100曲)」「3回戦進出曲(30曲)」を発表していく形式となりました。3回戦進出曲×12カ月分=360曲の中から年末に年間ベスト100を決定します。年末までに僕の価値観、日本の音楽シーンが大きく変わる可能性もあり、それによってランキングも変動します。1月の1位だった曲が年末のベスト100に入らず、1月の30位だった曲が年末ベスト100の上位に食い込む可能性もあります。そのため月間ベスト30はあくまでも暫定的な順位です。


2019年の結果

2020年の結果


<大会の意義>
毎年「○○年のベストミュージック」みたいな感じでいろんな個人・メディアがランキングを発表しています。大きく分けると「みんなの投票や意見をもとに決めているランキング」「個人が独断と偏見で決めているランキング」の2つがほとんどかと思います。

「みんなの投票や意見をもとに決めているランキング」は、ある程度知名度がないと上位には行けないため、アマチュアが誰にも知られずひっそりと発表していた曲は1位をとるのはほぼ不可能です。僕は知名度が一切ない人がひっそりと発表していた曲が、その年のNo.1の名曲だったという可能性もあると思うので、投票で決めるのはロマンがないですよね…。どれだけお金をかけて宣伝したか、本人がどれだけ熱心に外に向けてアピールしたか、とかそういった非音楽的ものがどうしても影響してしまうと思うので。でも「個人が独断と偏見で決めているランキング」は投票制と比べると、カバーできる曲の範囲がどうしても狭くなってしまう。参加曲の母数が少ないから偏りが出てしまう。

それぞれの問題点をカバーした完璧な「年間ベスト100」を作る方法は1つ。僕が日本の全音楽を聴いて決めるしかないのです。ということで日本の全音楽を聴きました。情報が一切出てこないアマチュアの方々の発表した音楽も気が狂うくらい聴きました。

<2021年10月の2回戦進出者>

※2021年10月にリリースされた日本の全音楽を聴いた結果、下記のアーティストが2回戦に進出しました。


#BEMYLOVE / ∴ [yueni] / ▽▲TRiNITY▲▽ / 2me / 404 COUNT SHEEP / Access granted / BIGYUKI / bjons / colate / DJ DIKE / enzui / Gutevolk / HekA / HYPER GAL / INDIAN NO ECHO SIGN BINE NO! / IOSYS TRAX with Chiyoko / Japanese textbook 日本の教科書 / jeNoth / KAICHOO / Kijibato / KO3 / KochaN / liang ge ren / Limonène / Matt Cab / Oyubi / pandagolff / Peel the Apple / PizzaLove / PURPLE HUMPTY / REIJI / SAWA / Sizuki / SPiCYSOL / SUN POIKO / tricot / Twinfield / waiai / Wan Tang わんたん / WAZGOGG / アメフラっシ / あらきなおみ / エンゼル / け'z / さとりモンスター / たのしいマグロダンスP / テツコ / バッドボーイ杉本 / ポテロック / マロンティック / めぞぴあのきゃんでぃ / ヤヒロ電工 / ユッコ・ミラー / 栄面建設 / 越後屋ときな / 加藤ミリヤ / 京 kei / 讃州中学勇者部 / 耳中華 / 西川崚太 / 爽 / 多部大 / 太田貴子 / 竹仲絵里 / 町あかり with 成瀬英樹Band / 美兄 / 葉菜子 / 藍ら / 螟上?邨ゅo繧 / 槇原敬之 / Ω僕たちまたなにかやっちゃいました?Ω


2021年10月の3回戦進出と暫定順位>


30.enzui - 我、猫舌である

29.Access granted - CYBERHACKSYSTEM 

28.ユッコ・ミラー - New Experience

27.栄面建設 - Asagaya Circuit

26.DJ DIKE - Lol

25.pandagolff - Dance & あ

24.たのしいマグロダンスP - 継承探査器

23.Japanese textbook 日本の教科書 - Lesson 4

22.SAWA - 最短ハッピーエンド

21.耳中華 - 残してくれた

20.HYPER GAL - ニューリビング

19.404 COUNT SHEEP - Kawaii bounce YEAH

18.太田貴子 - 大・恋・愛 β

17.藍ら - 待つだけの女じゃダメかしら

16.colate - 万華鏡 (feat.みほりん)

15.Wan Tang わんたん - 誕生日馬券 Happy Birthday To Me!

14.waiai - DRIVE WITH U (feat.mikanzil)

13.多部大 - My Kicks

12.テツコ - ノーコメント

11.PizzaLove - Side Face is Lil Wayne

10.めぞぴあのきゃんでぃ - 攻撃しか勝たん!

9.螟上?邨ゅo繧 - ラジオ体操第九次元

8.バッドボーイ杉本 - LVLVBKPL

7.美兄 - 大坂なおみち

6.町あかり with 成瀬英樹Band - 人生のデザート 〜THANK YOU FOR THE MUSIC〜

5.アメフラっシ - Lucky Number

4.Kijibato - Soul Cake

3.マロンティック - マロンティック

2.IOSYS TRAX with Chiyoko - 超野生!サバイバルずんど子ちゃん (Extended Mix)

1.KAICHOO - bebe


■2021年の月間チャンピオン 1月:ちんからほい 2月:SAKUra 3月:koguma

4月:宇都美慶子

5月:MCマギー

6月:伊藤千晃

7月:Salan

8月:佐藤優介

9月:Francis

10月:KAICHOO


年間王者に輝くのは果たして!?





2021年10月2日土曜日

「日本の全音楽グランプリ2021」9月の結果

<概要>

・私が2021年に日本でリリースされたすべての音源を聴きます。その中から優勝者を決めます。“日本の全音楽”強制参加型J-POP賞レースです。

・お笑い賞レースの形式を模倣して「1回戦(日本の音楽すべて)」「2回戦(500~1200曲)」「3回戦(360曲)「準々決勝(100曲)」「準決勝(30曲)」「決勝(10曲)」と曲を絞っていき、最後に10曲の中からグランプリを決定します。要は「日本の全芸人が強制参加させられ、予選から決勝までの審査をすべて青木1人で担うM-1グランプリ」の音楽版みたいなことだと思ってください。


今年は1カ月ごとに「2回戦進出曲(50~100曲)」「3回戦進出曲(30曲)」を発表していく形式となりました。3回戦進出曲×12カ月分=360曲の中から年末に年間ベスト100を決定します。年末までに僕の価値観、日本の音楽シーンが大きく変わる可能性もあり、それによってランキングも変動します。1月の1位だった曲が年末のベスト100に入らず、1月の30位だった曲が年末ベスト100の上位に食い込む可能性もあります。そのため月間ベスト30はあくまでも暫定的な順位です。


2019年の結果

2020年の結果


<大会の意義>
毎年「○○年のベストミュージック」みたいな感じでいろんな個人・メディアがランキングを発表しています。大きく分けると「みんなの投票や意見をもとに決めているランキング」「個人が独断と偏見で決めているランキング」の2つがほとんどかと思います。

「みんなの投票や意見をもとに決めているランキング」は、ある程度知名度がないと上位には行けないため、アマチュアが誰にも知られずひっそりと発表していた曲は1位をとるのはほぼ不可能です。僕は知名度が一切ない人がひっそりと発表していた曲が、その年のNo.1の名曲だったという可能性もあると思うので、投票で決めるのはロマンがないですよね…。どれだけお金をかけて宣伝したか、本人がどれだけ熱心に外に向けてアピールしたか、とかそういった非音楽的ものがどうしても影響してしまうと思うので。でも「個人が独断と偏見で決めているランキング」は投票制と比べると、カバーできる曲の範囲がどうしても狭くなってしまう。参加曲の母数が少ないから偏りが出てしまう。

それぞれの問題点をカバーした完璧な「年間ベスト100」を作る方法は1つ。僕が日本の全音楽を聴いて決めるしかないのです。ということで日本の全音楽を聴きました。情報が一切出てこないアマチュアの方々の発表した音楽も気が狂うくらい聴きました。

<2021年9月の2回戦進出者>

※2021年8月にリリースされた日本の全音楽を聴いた結果、下記のアーティストが2回戦に進出しました。


∴ [yueni] / 2PRIME / aiko / Aji Y. Tamago / AKB48 / Akiko Togo / Anobuta / BUCK-TICK / CARTHIEFSCHOOL / CHISA / D.J.G.O. / Don Ruteshiyo / Francis / FreeTEMPO / Guest room / GUNIX / Happy Around! / KOBerrieS♪ / LA SEÑAS / MAGICOUR / N.S.D. / Navajo / NORTH / Perfume / POTECHiiZ / PUFFY / re:miaw / Sound's Deli / Srav3R / Tacitly / takezoo / Y / さよならポニーテール / どりんく☆コ~ル / ポンポン / マエストロ / ましのみ / ランチブレイク / わらびもち部 / 愛 / 永井満 / 花澤香菜 / 江沼郁弥 / 小谷美紗子 / 星街すいせい / 竹田糸摩 / 鳥淵杏奈 / 百獣の王 副島 / 富田也恵 / 武長RAT / 武藤彩未 / 野井勇飛


2021年9月の3回戦進出と暫定順位>


30.星街すいせい - Starry Je
29.どりんく☆コ~ル - 泳げるようぃうぃ
28.Srav3R - Maple
27.小谷美紗子 - 眠れない
26.Aji Y. Tamago - マジカルステーキ (Juicy Mix)
25.takezoo - タウンポップ
24.Y - いいかんじのカレー屋
23.NORTH - Tender Blue
22.愛 - ジブンカラー
21.CHISA - 蒼い炭酸の魔法
20.FreeTEMPO - Someday
19.さよならポニーテール - キマイラ
18.LA SEÑAS - Panacea
17.Anobuta - 冬には死にたくない
16.ましのみ - masquerade
15.ランチブレイク - ロビ地下
14.Akiko Togo - I love your smile
13.武藤彩未 - もっとわがままになってみせたなら
12.ポンポン - 窓の作者
11.マエストロ - 極東歌曲
10.∴ [yueni] - オカルティックかくさないで
9.D.J.G.O. - Boom Crash
8.永井満 - 僕はMVなんて作らない (feat. 大間萌夏 & コ太朗)
7.BUCK-TICK - Go-Go B-T TRAIN
6.CHISA - 星月夜
5.MAGICOUR - Wanna Gonna
4.Perfume - ∞ループ
3.武長RAT - 気功的性活
2.PUFFY - ALWAYS
1. Francis - 反撥


■2021年の月間チャンピオン 1月:ちんからほい 2月:SAKUra 3月:koguma

4月:宇都美慶子

5月:MCマギー

6月:伊藤千晃

7月:Salan

8月:佐藤優介

9月:Francis


年間王者に輝くのは果たして!?




2021年9月1日水曜日

「日本の全音楽グランプリ2021」8月の結果

  <概要>

・私が2021年に日本でリリースされたすべての音源を聴きます。その中から優勝者を決めます。“日本の全音楽”強制参加型J-POP賞レースです。

・お笑い賞レースの形式を模倣して「1回戦(日本の音楽すべて)」「2回戦(500~1200曲)」「3回戦(360曲)「準々決勝(100曲)」「準決勝(30曲)」「決勝(10曲)」と曲を絞っていき、最後に10曲の中からグランプリを決定します。要は「日本の全芸人が強制参加させられ、予選から決勝までの審査をすべて青木1人で担うM-1グランプリ」の音楽版みたいなことだと思ってください。


今年は1カ月ごとに「2回戦進出曲(50~100曲)」「3回戦進出曲(30曲)」を発表していく形式となりました。3回戦進出曲×12カ月分=360曲の中から年末に年間ベスト100を決定します。年末までに僕の価値観、日本の音楽シーンが大きく変わる可能性もあり、それによってランキングも変動します。1月の1位だった曲が年末のベスト100に入らず、1月の30位だった曲が年末ベスト100の上位に食い込む可能性もあります。そのため月間ベスト30はあくまでも暫定的な順位です。


2019年の結果

2020年の結果


<大会の意義>
毎年「○○年のベストミュージック」みたいな感じでいろんな個人・メディアがランキングを発表しています。大きく分けると「みんなの投票や意見をもとに決めているランキング」「個人が独断と偏見で決めているランキング」の2つがほとんどかと思います。

「みんなの投票や意見をもとに決めているランキング」は、ある程度知名度がないと上位には行けないため、アマチュアが誰にも知られずひっそりと発表していた曲は1位をとるのはほぼ不可能です。僕は知名度が一切ない人がひっそりと発表していた曲が、その年のNo.1の名曲だったという可能性もあると思うので、投票で決めるのはロマンがないですよね…。どれだけお金をかけて宣伝したか、本人がどれだけ熱心に外に向けてアピールしたか、とかそういった非音楽的ものがどうしても影響してしまうと思うので。でも「個人が独断と偏見で決めているランキング」は投票制と比べると、カバーできる曲の範囲がどうしても狭くなってしまう。参加曲の母数が少ないから偏りが出てしまう。

それぞれの問題点をカバーした完璧な「年間ベスト100」を作る方法は1つ。僕が日本の全音楽を聴いて決めるしかないのです。ということで日本の全音楽を聴きました。情報が一切出てこないアマチュアの方々の発表した音楽も気が狂うくらい聴きました。

<2021年8月の2回戦進出者>

※2021年8月にリリースされた日本の全音楽を聴いた結果、下記のアーティストが2回戦に進出しました。


asanuko / chilldspot / Cikah / Daifuku / Dry Wet Celosia / Haltak @ satellites / heart marm / HoneyComeBear / ISA. / JO1 / Jumping Kiss / Keyco / KURIRIN ROCK DESIRE / les petits musiciens (プチミュ) / Mamana / MIMI / monologue on the waves / Ms.OOJA / NASU ANIMAL KINGDOM / ONIGAWARA / Palulu / Peco / Pento_Baba. / POMERO / Pro hamburger / P丸様。 / SING LIKE TALKING / Sprint Tokyo / Sustainable PoP / Telematic Visions / The Bookmarcs / Tobokegao / UNDEAD CORPORATION / yamakagebeats / YAMANE / yayA / アイドル鳥越 / さっきの女の子、 / だいち / でぶコーネリアスEX / ナツノムジナ / ハイジナカムラ / パスピエ / ピョコタン / ゆかたま / レイニーデイ / ロビーオーラ / 岡崎雪 / 音楽の先生と教頭 / 加藤朋晃 / 可愛い連中 / 花乃ルサカ / 郷ひろみ / 月ノ美兎 / 弦巻マキ / 高城れに / 佐藤優介 / 佐野諒太 / 宵待 / 松永依織 / 鞘師里保 / 中谷さや / 朝勃起オサマラズ / 島みや えい子 / 日食なつこ / 鉢本電源開発 / 尾丸ポルカ / 本田Q / 矗雲(HARD GU.W-C.I&kumorida)


2021年8月の3回戦進出と暫定順位>

30.les petits musiciens (プチミュ) - color 29.日食なつこ - なだれ 28.郷ひろみ - 100GO!回の確信犯 27.矗雲(HARD GU.W-C.I&kumorida) WIThOUT Ɯe feat.ボンバー長谷川 26.SING LIKE TALKING - Cellophane 25.加藤朋晃 - CandY 24.ロビーオーラ - !フードコートでの土曜日の朝 23.Pento_Baba. - 好きな曲破壊してみた!ペントオススメ曲粉砕! 22.Haltak @ satellites - Pink Lemonade 21.アイドル鳥越 - とりちゃんSUN 20.Telematic Visions - ament of the lamb 19.でぶコーネリアスEX - YOUR OF JAMAICA 18.JO1 - STAY 17.yamakagebeat - wannabe dancer 16.音楽の先生と教頭 - 転生 15.ゆかたま - フェイク・ファー(Yukatam'ix) 14.Dry Wet Celosia - distance 13.さっきの女の子、 - は期待するきらい 12.宵待 - Fade 11.YAMANE - NAKARISHIKA (feat. ELOQ & JUMBO) 10.heart marm - white and gold 9.Daifuku - ドキドキドン!いちねんせい​(​Doki Doki Dokaben Bootleg) 8.だいち - ノリノリday 7.ISA. - a secret feeling of romantic 6.Tobokegao - 黄泉で足踏みi​(​Vocal Version) 5.ピョコタン - ぼくは令和の座敷わらし 4.Jumping Kiss - クラクラ 3.月ノ美兎 - 浮遊感UFO 2.高城れに - Voyage! 1.佐藤優介 - UTOPIA

■2021年の月間チャンピオン 1月:ちんからほい 2月:SAKUra 3月:koguma

4月:宇都美慶子

5月:MCマギー

6月:伊藤千晃

7月:Salan

8月:佐藤優介


年間王者に輝くのは果たして!?




スカムミュージックの概念を超えた!俺が提唱する最先端の音楽ジャンル「善人音楽」

「善人音楽」という音楽の新概念を提唱したい


「善人音楽」とは、文字通り、性格のいい人が作る音楽です。アーティストの人間性を重視し、音楽性は置いておいて、とにかく「善良で真面目な人が生み出す楽曲」こそが至高だという音楽観のことも差します。


アーティストが事件を起こしたとき、必ず語られるのが、作品の評価と人間性を切り離すべきか否かです。小山田圭吾の壮絶なイジメが明るみに出たとき、「もう聴きたくない」という人もいれば、「やったことは許されないが彼の音楽は変わらず好き」という人もいました。アーティストの人間性を加味して音楽を聴いている人と、切り離して聴いている人の違いでしょう。


これは単なる“違い”であって、どちらの態度が好ましいかという議論はほぼ意味がありません。人間性が反映されている曲もあれば、まったく反映されていない曲もあるのだから、場面ごとに事情は変わります。自分の姿勢を一貫させる必要はないのです。


僕はどちらかというと、人間性を加味しながら聴くタイプです。「良い曲だな」と思いながら聴いても、「でも、こいつイジメやってんだよな…」と頭をよぎると一気にテンションが下がりますので、人間性に問題ありだとされている人の音楽は基本聴かなくなります。「音楽以外の要素で作品を判断するのは、音楽を愛してない」みたいな声もありますが、知ったこっちゃありません。コーネリアスのいじめっ子時代激白記事を知った中学生時代にコーネリアスのCDを叩き割ったり、ピエール瀧が逮捕された瞬間に「この人、悪い人」と言いながら電気グルーヴのCDを爆竹で吹き飛ばしてもいいのではないでしょうか(もちろん愛聴し続けるのもいいですね)。そもそも音楽を音楽だけで判断するのは無理です。音楽の聴こえ方は、その日の体調や天気も関わってきます。そのくらい繊細なものです。我々が音楽に対すして下している評価は無意識にでも気分、天候、体調、空腹度合い、恋心、尿意、便意、死への恐怖などが絡まってくる、とてもとても複雑なものなのです。極端なことをいえば、Pitchforkのあの謎の数字だって、ライターの尿意が多少なりとも影響しているのです。




……とここまでは前置きです。

要は、不祥事や事件を起こした人の音楽を聴きたくなくなっちゃうことってあるよね、ということです。




あるとき、ふと思います。

不祥事や事件を起こした人の音楽は聴きたくなくなる。

でも、ボランティアや人助けをした人の音楽を聴きたくなるわけではない。

何故か。


不祥事や事件を起こした人の音楽を聴きたくなくなるんだったら、

ボランティアや人助けをした人の音楽ばかり聴きたがってもいいのではないでしょうか?

…という本末転倒な方向に突き進んだ結果誕生したのが、新たな音楽観「善人音楽」です。

これを思い付いた瞬間、僕の音楽観は新たなステージ(さらに下のレベル)に移った気がしました。



<注意:ここから下は「ですます口調」から「偉そうな口調」に変化します。>


アーティストの人間性を精査し、慈善活動をやっている人間の音楽のみを聴け。音楽の評価は、やってる奴がいい奴か悪い奴かだけだ。そうすれば、アーティストの人間性を巡ってリスナーがいがみ合ったり、不祥事を起こしたアーティストのファンでいるべきか離れるべきか迷ったり、もうそんなくだらないことから解放される。


俺はもう「このリズムが優れてる」とか「このメロディが高度」とか、そういう次元を脱却し、さらに間違った悲惨な方向に突き進みたい。


スカムミュージックは「敢えて出来の悪い音楽を愛でる」という新たな価値観だったが、音楽の出来で作品を評価している時点で遅れている。遅善人音楽は音楽の出来なんて最初から眼中にない。

ヤフコメ民が好むような真面目で行儀のいい善人の登場を望むだけだ。これは「音質が悪い」とかグチグチうるさいアジカンのゴッチが100万回生まれ変わっても辿り着けない境地である。


(この物語はフィクションです。世界中の音楽リスナーのレベルを原始時代にまで戻し、音楽市場を崩壊させることを目的としています)

2021年8月19日木曜日

杏里 vs DAZZ BAND





すごくどうでもいいことですが、杏里の「Shyness Boy」とDazz Band「Everyday Love」のメロディがほぼ同じことに気付きました。パクりと言うべきなのか、インスパイアと言うべきなのか、元ネタと言うべきなのか、人によって見解は異なるでしょうが、個人的には「ここまで拝借してオリジナル曲と言っていいのか?」と思うくらいコード、メロディ、アレンジが丸々コピーされてます。

あいみょん「マリーゴールド」と「メダロット2」BGMのようなパクりとは到底いえないでしょうというものが世間では「パクりだ!」と騒がれる一方、杏里とDazz Bandのような丸々コピーレベルのものが「インスパイア」「元ネタ」とされ、パクりだとほとんど言われていないのを見ると、基準ってないんだなと思わされます。

あいみょん「マリーゴールド」と「メダロット2」BGMのメロディが同じに聴こえるのは流石に耳が腐ってるのでは、と思います。






2021年8月18日水曜日

「キムゲ」と呼ばれていた男の子

小学生のとき、「キムゲ」と呼ばれている男子児童がいました。

名字が「木村」だったので最初は「キム」と呼ばれていたのですが、誰かが「キム・ゲジュン」と呼び始め(キム・デジュンを間違えたもの)、それが省略されて「キムゲ」になって定着した記憶があります。

彼は我が学年唯一の「一年中半袖半ズボン」の男子でした。どこの学校にも一年中半袖半ズボンキャラはいるようですが、我々にとってのそれはキムゲでした。

キムゲは風邪を引いたときも半袖半ズボンで登校し、机で鼻水を垂らしながらブルブルと震えていました。隣の席の林くんは「風邪が伝染るから頼むから休んでくれ」と非常に迷惑がっていました。その翌日、ちゃんとキムゲも林くんも学校を休んでいたのは笑いました。



2000年初頭、日本中を「BSE(狂牛病)問題」のニュースが席巻し、各家庭がこぞって牛肉の購入を控える事態になったのを覚えているでしょうか。あれは段々と事態が収束し、数か月で各家庭も少しずつ牛肉を解禁していった記憶がありますが、そんな中、1年以上、頑なに牛肉を食べようとしないのがキムゲでした。警戒心が非常に強い母親の方針らしく、キムゲは給食の牛肉も徹底して除けていました。

彼はこれまで「半袖半ズボンのキムゲ」として知られていましたが、さらにキャラが上乗せされて「半袖半ズボンで牛肉を一切食べないキムゲ」として我々の学年では有名になっていきました。



ある日、さらに「キムゲとその親が自分の家の庭にテントを張って一晩過ごし、キャンプ気分を味わっていた」という目撃情報も広まりました。さすがに、その話題は半袖半ズボンとも牛肉とも関係ないし、普通に意味不明だったため、さほど取り沙汰されることもなく忘れられました。

みんな小学生ながらに「いくらなんでも情報が取っ散らかりすぎ」「どこからイジればいいかわからなくなる」と判断し、キムゲの「家でキャンプ疑惑」からは意図的に目をそらしていた感じがします。小学生が誰かをイジるとき、イジりポイントは2つが限界です。それ以上あると持て余してしまいます。


キムゲが牛肉を食べなくなって2年くらい経ったある日、彼がクラスで「実は昨日、牛肉を食べたんだ」と言いました。みんなビックリです。

話を聞くと「昨日、親と買い物してたら、サイコロステーキがすごくおいしそうで「『まあ、いっか』となってしまった」とのことでした。当時は「あそこまで頑なだった人が、そんなあっさり解禁しちゃうものなの?」と不思議でした。

今思うと、牛肉を我慢することにもだいぶ限界が近付いていて“解禁してもしょうがないほどおいしそうな牛肉”の存在を心のどこかで待ち望んでいたんだろうな…となんとなく推測しています。