2023年8月14日月曜日

「キングオブコント」2回戦のネタで泣いた話

「キングオブコント2023」2回戦のデイドリームというコンビのネタで泣いてしまいました。僕が賞レースのネタで泣いたのはこれが初めてとなります。

デイドリームは初見の女性コンビで、イマジナリーフレンドを題材にした女子高生のコントをしていました。笑いどころは他のコンビと比べて少ないのですが、代わりに「感動」「哀愁」「切なさ」「儚さ」「ほんのちょっとの怖さ」などがあり、コントというより物語になっていました。コンビ名の通り、まさに白昼夢のような不思議なコントでした。


賞レース向けのコントも漫才と同様に、後半に進むにつれて尻上がりに盛り上がるのが理想とされており、ラスト30秒くらいに大きなボケで畳みかける組が多い(というかほとんど)なんですが、デイドリームのネタはラスト30秒に笑いどころがありません。代わりに「えっ」という展開、そして「愛してるぞー!」という最後のセリフがグッと胸にくるものがあり、不意打ちで泣かされてしまったのです。


賞レースにかけるネタで「ラスト30秒に明確な笑いどころを作らない」「ラストのセリフがボケじゃない」ってすごくないですか? 衝撃を受けました。


人を選ぶとは思います。この凄さがわからない人はポカーンだと思います。友人は「どこで笑えばいいんだよ」と言っていました。実際にほとんど話題になっておらず、Twitterでは2人くらいしか言及していませんでした。




少なくとも僕はとんでもない逸材だと思いました。調べると人力舎の養成所生とのこと。

ご本人たちのために、ハードルを上げたくないけど、この感動は書き残しておきたい……ということでここでひっそりと。


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