2020年6月20日土曜日

2020年の日本の音楽を聴く⑱【5月3日~5月9日】

「仕事が楽しい」って言ってる奴、みんなキモない?

【この週に聴いた作品】
Tago&Magos「So! Fun? Now!」
I Like Birds「あめいろ」
LibaTion「Sortie de rouTe」
RYOICHI「匙加減」
荒井麻珠「DOOR」
東京女子流「Tokyo Girls Journey」
hatao & nami「5分間の魔法」
ラックライフ「アオイハル」
グッとくるズ「Rainbow Coast」
kowree Gene「And Thought」
KOUDELKA「孵爛標本」
メロウデュ「Can’t wait !」
なかにしりく「beautiful cracks」
Rayla「LIBERTY」
北出菜奈「New Dawn」
D「Hard Koala」
Winp「One Love」
貴水博之「ワイルドタマシイ」
coemie 「前線」
梶木一磨「立ち上がる時が来た」
Celeste-blu「再会」
ドミコ「VOO DOO?」
Nakanoまる「あの娘とわたしとあの子」
開歌-かいか-「花歌-はなうた-」
Osamu Sato「GRATEFUL IN ALL THINGS」
THE THROTTLE「ファルコンパンチ」
諏訪ななか「So Sweet Dolce」
LEX「NEXT」
相羽あいな「SiGN」
HIMEHINA「藍の華」
Party Rockets GT「Albam and more.....」
メイビーME「!Rolling × Rolling!」
G-FREAK FACTORY「ダディ・ダーリン」
バーチャルボーイズ x Breezesquad「架空の少年」
寺井尚子「Flourish」
PLUE「Sense」
Room97「Lounge+」
YMZnoMASAKI「Schranz HardTechno 2020」
YOUNG FREEZ「FOCUS」
伊倉愛美「ORGANIC」
Palm2ree「PALM STAR」
GOMES THE HITMAN「mono」
吉澤吉澤「吉澤 -参-」
Shiva「Message」
Fabrhyme「Showing!!」
ACE COOL「GUNJO」
JUBEE「Mass Infection 2」
NABOWA × jizue「Sketch」
Fiore「Kick ass...」
いつかの空蝉「平成の空蝉」
KING 3LDK「KING3LDK_2」
far-off land「予感 shiroiasa」
kakeru「ナチュラル」
YOSHIKI EZAKI「OFF」
エナ「Cry」
ウスイヒロミ「meet me」
MC Ree「ふるさと」
BOTCHI「忘我」
mick-jmm「一筋の光明」
アバンdeモーダン「アバンdeモーダン2」
青木まりの「思い出ポートフォリオ」
CDR「Udon is Massive」
WALTHER「DON'T LIE」
VENOM「Side A」
宮田カンパニー「田舎の宅録」
Show Chang「メメント」
 輝きはゼイタク「初めまして」
quolia「レターセット」
sperm「in my room,」
teen's sight「初恋」
ごつうゆか「かすみそうの花束」
ストローワルツ「ストローワルツ」
Ponchi♪「ココロダイアリー」
ひめもすオーケストラ「ひめもすオーケストラ」
川上きらら「16歳のアリス」
新山ひな「みんなが変化球に走るので、私、アイドルを独占させてもらいます。」
二木蒼生「17seventeen natural+3」
意識のないクランケ「夜を彷徨うモノたちよ」
ミノノサトエ「讃美両論」
プロスペロー「Propeller」
HALLCA「Twisted Rainbow / Pink Medicine」
ザ・グルーミーズ「ナイト・フライト」
朱眼マナツ「セイ」
AIZ「Jusco」
Egg master さとるん with 好き好きアピールズ「NEVER FORGET MY STORY」
ミツメ「ブルーハワイ」
VIDEOTAPEMUSIC「南国電影 (feat. 横山剣)」
4s4ki「おまえのドリームランド」
Inner Science「Made」
petit fleurs「premiere fleurs」
CO-FUSION「Busy Week (Short Set)」
kurage「during the night」
Orland「Cut Life A City」


【この週の良かったちゃん♥】
JUBEE - Joyride(feat. SARA-J)
この曲が「今、日本に足りない空気」を一手に担っている気さえもする。足りないのは、この洗練されたクールさ。今の若者はクールじゃない。この曲が街で、テレビで、ラジオで、イオンの雑貨屋で流れてほしい。

開歌-かいか- - 星雲少女
かつてのアイドルネッサンスを彷彿とさせる透明感。この曲の魅力は俺の心を打ち、そして花柄の龍となって、甲州街道の上を飛び立っていく。

Celeste-blu - Oneside Game
情報皆無の謎のバンド・Celeste-bluが放った名曲。70~80年代から真空パックで連れてこられたかのような質感。クレジットを見ると作詞作曲は「Hirobumi Ito」という人物だそう。初代内閣総理大臣がこのようなかっこいい曲を生み出していたのはとても面白い。

梶木一磨 - 立ち上がる時が来た
コワモテの梶木一磨が生み出した、あまりにも無骨なラップソング。「おはよう、わたし、かじきかずま」の語感が震えるくらいにクールだ。大学生のような軟弱な男たちが量産型のチル・ヒップホップやローファイ・ヒップホップを生み出し、日本の音楽界を汚している今、梶木一磨がもっと必要であり、彼がチル・ヒッポホップやローファイ・ヒップホップを上から押さえつけてボコボコに殴らないといけない。

プロスペロー - Margin Call
プロスペローが7年ぶりに発売したアルバムの出来がなんともいい。7年前の俺は21歳。ハゲに怯え始めた頃だ。

朱眼マナツ - セイ

軽い質感のポップが多いが、この曲は妙な質量を感じる。サビはリズムが跳ねているにもかかわらず、ドスンと底を漂う何かを感じる。「セイ」の部分で正拳突きを想起して笑ってしまう。ライブのときには10人の空手家をステージ前に並ばせて、「セイ」のところで一斉に「セイィィ!」と正拳突きをしてほしい。唯一無二のパフォーマンスになること必至だ。

AIZ - Jusco
松本人志がM-1でフットボールアワーに97点を付けて、一言「おもろい」と言った瞬間。恐らくそのときの松本人志と同じ気持ちになった。皆さんはどう思うか。




霜降り明星のANN聴いて「カッコいい! ざまあみろ、マスコミ!」みたいになってる奴ら、みんなキモない?

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