2026年6月1日月曜日

「独断!日本の全音楽グランプリ2026」5月の良かった30曲

 


121. 佐野翔馬 - noⅠd

122. 犯蔵 - 大漁旗

123. 湊戸千尋 - アホなホーマイハンド

124. もりへもりへ - ともだちだと思う

125. ゲーカーナトゥミ - 広告主

126. Yousuke Fuyama - SUPER MARIO BORS. MIRROR World

127. BREIMEN - めんどいな... 

128. SHY - ウワサのシャイガール

129. ハラホログラム - 自由を取り戻せ

130. YUNGSTAお仲間 - 説法

131. wood pure luvheart - ロングセラー

132. valknee - Tombeau

133. Kiwy - day&nite (feat. TOTOROW)

134. tobiuo studio feat. SaToA - Light (tobiuo studio Remix)

135. テクモリス - STICKER

136. Laiqa - DOG

137. Jumping Kiss - わがままチーク

138. Sea otter club - メロンソーダの雨模様

139. 鈴木 諭 - 厭世・秋田音頭

140. シアン化合汚物 - 泡沫の夢

141. OCHA∞ME - アイリメ - I remember -

142. Penguinrush - ほどけて、おどけて

143. もぐわなちゃん_MoguwaNar - アゲナスマイル

144. Wan Tang わんたん - やさぐれOLダート重馬場

145. particlesfloatingintheair - 逆遠近法(夜明け)

146. デカりぼん - 人間牧場

147. hjjjsn - シーサイド

148. PDF WEB SECOM - ゲルキエフの街

149. Spectacle Markets - TOMAHOPPER VV

150. 今野英明 - シアワセ





【各曲の感想】

121.佐野翔馬 - noⅠd

全部壊れていて美しい。解説を拒んでくる。


122.犯蔵 - 大漁旗

言葉の譜割りがなんか変(圧倒的に良い意味で)。昔の曲も漁ったが、今よりも正統派だったので、いろいろわかった上で現在のぶっ飛んだ感じになっているのかなと思い、胸が熱くなりました…。


123.湊戸千尋 - アホなホーマイハンド

このように聴けば聴くほど肩の力が抜けていく曲は、大切。途中ちょっと笑ってませんか。音楽を半笑いでやっているのは結構好きです。


124.もりへもりへ - ともだちだと思う

トラックはもちろん、歌詞やミュージックビデオも含めて、1つの素晴らしい芸術作品という感じで良かったです。


125.ゲーカーナトゥミ - 広告主

音自体はインダストリアルな雰囲気なのですが、仕上がりはそれとは真逆の軽やかさがあって、この両面性が響きました。


126.Yousuke Fuyama - SUPER MARIO BORS. MIRROR World

作曲家、プログラマー、オーディオビジュアルアーティストのYousuke Fuyama氏が「マリオのステージが鏡映しになっていたらどんな感じか」という好奇心で生み出した映像作品。「音源の主要なスペクトル成分を反転させ、累積エネルギー 5% 地点  = F_low、累積エネルギー 95% 地点 = F_highとして音源の中心的・主要な帯域を反転している」とのことです。映像作品のようですが、bandcampで音源も配信されているので、音楽扱いで選ばせていただきました。「無断転載を禁じます」と書かれていたので、ぜひ下記URLから体験してみてください。

https://www.youtube.com/watch?v=VE_bV1mkkKI

https://yousukefuyamax.bandcamp.com/album/super-mario-bors-mirror-world


127.BREIMEN - めんどいな...

音がかっこいいです。キムタクのように「ちょ待てよ、ちょ待てよ、ちょ待てよ」と言うところも良いです。キムタクは「ちょ待てよ」を連呼しませんが、別に連呼してもいいわけですよね?


128.SHY - ウワサのシャイガール

サビ前の「あれれ あれれ あれれ あれれ」のところを聴いているとなんだか力が抜けていきます。悪い意味で。しかし「悪い意味で肩の力が抜ける」という感覚が心地良いと思ったので選ばせていただきました。


129.ハラホログラム - 自由を取り戻せ

シンセの連打感がThe Chemical Brothers「Star Guitar」っぽいなと思ったのと、キラキラした感じが1000say「LOSTMAN」っぽいなと思ったのですが、もちろん「っぽい」というだけではなく、独特なs m e l l も存分。キラついてます。パソ


130.YUNGSTAお仲間 - 説法

なんかよかったです。説明が難しい。


131.wood pure luvheart - ロングセラー

ダラダラとしゃべってちょっとはみ出すみたいなフロウが好きなのですが、それをめっちゃやってくれていて、もちろん僕のためじゃないのはわかってますが、うれしかったですね…。これ関西弁のイントネーションと相性バッチリなんですよね。


132.valknee - Tombeau

死ぬことをあんまり重大に捉えてない感じがよかったです。こういうのに救われることって結構あるんですよ。


133.Kiwy - day&nite (feat. TOTOROW)

TOTOROWさんは新潟の重鎮ラッパーの1人。ハーコーな曲が多いイメージだったんですが、この曲ではメロウなトラックとの相性が抜群。ちなみにMCバトルでもすごくカッコいいんです。

https://www.youtube.com/watch?v=3DkrpZzAv5g


134.tobiuo studio feat. SaToA - Light (tobiuo studio Remix)

最近、いろいろ考えた結果、「日本で一番イケてるバンドはSaToAなのかもしれない」という結論が出そうでして、実際SaToAに痺れまくってしょうがないんです。前から好きだったんだけど、急にすごく夢中になっちゃったみたいな感じです。その中でもお気に入りだった曲の1つ「Light」のRemixです。正直……原曲のほうが好きではあるんですが、こちらも原曲にはない新たな魅力が生まれていて、とても良かったです。軽やかな原曲がさらに軽やかになっていて、一撃で雲に到達する5gのバネというか……。


135.テクモリス - STICKER

テクモリスの新作EP「MAKING MUSIC」は過去作から結構雰囲気が変わったなという印象でした。というか重みと厚みが増して僕好みになってました。もちろん僕のためにそうしてくれたわけではないことはわかってるんですが、うれしかったですね……。中でも「STICKER」は切れ味が鋭くてオススメ。ギターでは「ジャーン」よりも「ジャジャジャジャ」という弾き方が好きなんですが(抽象的ですみません)、この曲は「ジャーン」のカッコよさがすごくて、認識を改められそうな勢い。


136.Laiqa - DOG

愛犬に宛てたラブソング「DOG」。ピアノと歌のメロディが良かったです。猫派の僕も、この曲を聴いてるときだけは犬派になってしまいそうです。いや、でも実際は「派」とかないのか……。勝手に分けてるだけで。


137.Jumping Kiss - わがままチーク

Jumping Kissは2020年にリリースした2ndシングル「恋は雨上がりにまかせて」が良かったのですが、それから6年が経ってしまいました。アイドルソングにはあまりないリズムの取り方で、バキッとしていて良かったです。


138.Sea otter club - メロンソーダの雨模様

海のメルヘンという感じでよかったです。海のメルヘンだとなんで良いのかうまく説明できないですが、楽しいという気持ちは嘘偽りないかもしれないです。


139.鈴木 諭 - 厭世・秋田音頭

秋田音頭を日本最古のラップと捉え、かなり実験的にアレンジをした曲。東北地方のパワーを怪しくクールに表現しています。方言を取り入れた曲の中で最高峰のカッコよさだと思いました。


140.シアン化合汚物 - 泡沫の夢

枯れた声と金管楽器のハーモニーが良かったです。ザラついた印象なのですが、落ち着いて聴きなおすと、1つ1つはクリアなんですよね。だからもう、自分のあれがよくわからないし、(このあとの文章が出てこなかったので、ここで終わりますが、とにかくめっちゃカッコいい曲です)


141.OCHA∞ME - アイリメ - I remember -

戦争や虐殺の歴史を忘れないというテーマの曲だそうです。メロディがすごく良かったです。「私やあなたの人生は、誰かのものじゃないよ」とのこと。ほんそれ、ですね。


142.Penguinrush - ほどけて、おどけて

リズムがころころ変わっていく感じが楽しかったのと、メロディが良かったです。サビで切なさが増すんですね。


143.もぐわなちゃん_MoguwaNar - アゲナスマイル

お寿司屋さんの揚げ茄子がすごくおいしかった感動を、曲にしたもの。素晴らしい。音楽ってこういうことだから。実は私も先月、お寿司屋さんで揚げ茄子を食べて、おいしくて感動したんですね。それを誰かが歌にしてくれたこと、幸せです。僕を幸せにするために作ったわけではないことは当然理解していますが、それでもうれしかったっすね……。AIで作ったような質感のトラック、少し高音が耳にキツいボーカルのミックスなど、気になるところは多数ありますが、だから何?みたいな。


144.Wan Tang わんたん - やさぐれOLダート重馬場

Wan Tang わんたん氏は「仕事に疲れたOLが競馬場でやけくそになる」というストーリーの曲を複数作っていて、ご本人としてはその物語性が堪らないんだと思います。こういった「フェチ」に突き動かされた音楽は唯一無二のオーラと凄みを放っています。「やさぐれOLダート重馬場」がリリースされたときは、「え、また仕事に疲れたOLが競馬場に行く曲作ってる!」とビックリしましたが、この類の曲を何曲も作ってるおかげで「仕事に疲れたOLが競馬場に行く」ことの哀愁を非常にうまく表現できちゃってるんですよね。僕も同じテーマの曲を量産して、そのテーマでは他の追随を許さない、みたいなものを何個か作ったほうがいいのかもしれません。


145.particlesfloatingintheair - 逆遠近法(夜明け)

まず曲名かっこよすぎ。この不安定な旋律は「プレイステーション初期のマイナーゲームのダウナーなステージで流れるBGM」のようにも、「廃業寸前の地方の子供科学館の、汚泥ステージで流れるチープなBGM」のようにも聞こえますが、どっちも不正解で、しかし不正解をイメージさせるパワーを持っているともいえますか。


146.デカりぼん - 人間牧場

デカりぼんというバンドを初めて知りましたが、ビジュアル含めて、めちゃ×2イケてますね。「村八分」のライブ映像も良い。この感じを満たしてくれるバンド、最近あまりいなかったのですが、デカりぼんの出現により、ますます音楽鑑賞が楽しくなりそうです♪


147.hjjjsn - シーサイド

配信サイトでは「シーサイド」というタイトルで配信されているのですが、YouTubeの動画だと「グッバイ、シーサイド」というタイトルになっていて、どっちが正しいですか。「グッバイ、」は付きますか、付きませんか。付けたあとに外しますか。曲は、波打ち際の切なさが表現されていて、素敵だなと思いました。


148.PDF WEB SECOM - ゲルキエフの街

ずっと変な声が鳴っていて怖かったです。途中呻くところとか、けっこう「うわ、すごいな」みたいな感じになります。


149.Spectacle Markets - TOMAHOPPER VV

曲調がどんどん変わっていくんですが、どのパートもカッコよくて、100発100中のダンクシュートのような快感がありましたね。


150.今野英明 - シアワセ

しみじみ聴けました。温かみがある曲なのですが、改めてちゃんと聴くと意外とシンセチックで、「あれ、シンセチックだ」と思いました。シンセチックでセンチメンタル。でも温かい声。病院にある何かに例えられそうで、例えられない。


2026年5月24日日曜日

「独断!日本の全音楽グランプリ2026」4月の良かった30曲


091. NASU - JUST DO IT AGAIN

092. kiss the gambler - クワゴマダラヒトリ

093. 相谷レイナ - 嫌えないよ (feat. pinoko)

094. MEWCATUNE - もう物語なんていらない

095. ARCANA PROJECT - しあわせフレーバー

096. 野盗 - 宮沢パンク

097. GAGLE - Rokuro Obi

098. 吉田裕輔 - ひとつの青い (feat. himi+)

099. SUKEROQUE - 初恋って事にしてくれないか

100. るなっち☆ほし - シンセカイトリップ

101. Pastel Tang Club - くだらん!

102. 光分解 - min haya

103. Navi to Sero - YOUTH MACHINES

104. ZOMOZ - ヌキテパ

105. たかはしみか - レインボーロード

106. CashBird - 次乗りたいS-Class Benz

107. rkemishi - ヤリスギ (feat. BES & EVO ALTERNA)

108. WIZA ROZA - WILD STYLE

109. えぎたつや - 山崎まさよし (Part 2)

110. ちわきまゆみ - Pistol Song (type 2026)

111. コアラモード. - アンビティオ

112. 元松美紅 - 圧倒的君不足

113. 千葉雄喜 & BABYWOODROSE - 曲

114. 新カリチアル - 鞍鼻

115. 吉田由香里 - My Dear

116. wata - 薔薇の淵まで

117. GAMBO - sheep (feat. ずんだもん)

118. 麻倉もも - crumb

119. Colorful Panda - 量産型 (feat. SAKURA)

120. RIKU - コツコツ



【各曲の感想】

091.NASU - JUST DO IT AGAIN

2026年に直球ど真ん中の「Just the Two of Us」ネタで、リリックもドストレートなのが、逆に異彩を放っていてよかったです。これを若手じゃなくて、ベテランのNASUさんがやってる良さみたいなものもあります。


092.kiss the gambler - クワゴマダラヒトリ

明るいのに時折チラつく哀愁や諦観のようなものが心を打ちました。


093.相谷レイナ - 嫌えないよ (feat. pinoko)

軽やかで良いです。


094.MEWCATUNE - もう物語なんていらない

Aメロが良いです。


095.ARCANA PROJECT - しあわせフレーバー

王道アイドルソングは飽和気味ですが、その中でもメロディの良さが頭一つ抜けていたような気がします。


096.野盗 - 宮沢パンク

沖縄の野盗というバンドがリリースしたアルバム「野盗」が良かったです。その中でも「宮沢パンク」は宮沢賢治の「雨ニモマケズ風ニモマケズ」を連呼する曲。もともとの文章にあった不屈の精神に、パンクが持つ怒りの要素が加わって、新しい力が生まれています。


097.GAGLE - Rokuro Obi

GAGLEは高校1年生だった2007年頃に「鍔ゼリアイ feat.Verbal」をよく聴いていたのが思い出深いです。そんなベテランの彼らが未だに挑戦的なグニャグニャしたビートで渋いラップをカマしているのが心強いです。


098.吉田裕輔 - ひとつの青い (feat. himi+)

間奏時のシンセの音色が好きでした。


099.SUKEROQUE - 初恋って事にしてくれないか

少し懐かしすぎるメロディが、ふざけているのか真面目なのかわからないギリギリのところを攻めていて良かったです。


100.るなっち☆ほし - シンセカイトリップ

電波系の流れを汲みつつ、王道のアイドルソングに仕上げている感じが、2000年代に2ちゃんねるに入り浸っていた人間として胸に来るものがあります。


101.Pastel Tang Club - くだらん!

私は数年にわたり、日本でリリースされた音楽のすべてを聴いていますが(諸説あり)、ありそうで無い質感な気がしました。


102.光分解 - min haya

楽器の音1つひとつがカッコよくデザインされている感じで良かったです。


103.Navi to Sero - YOUTH MACHINES

ポンキッキーズとかウゴウゴルーガが放送していたときの、攻めた子供番組の隠れた名曲のような雰囲気。


104.ZOMOZ - ヌキテパ

歩行速度から急に光速で移動している感覚になる。


105.たかはしみか - レインボーロード

リコーダー奏者のたかはしみか氏によるアルバム「Yudutsu 夕星」が良かったですが、その中でもひときわ暖かいメロディが気に入った曲です。リコーダーは手軽な楽器なので、つい侮ってしまいますが、小学生のときにみんな触れていたという点においてはどの楽器よりも子供時代を思い出させる、ある種最強の楽器なのではないでしょうか。


106.CashBird - 次乗りたいS-Class Benz

MV含めて良いです。日本全国の地方都市からこういう文学(芸術)がどんどん出てほしい。


107.rkemishi - ヤリスギ (feat. BES & EVO ALTERNA)

こういうビートが好きなので。


108.WIZA ROZA - WILD STYLE

ヘロヘロすぎてカッコ良いです。「欲しい」のときにここまで狂えるのかと目を見張りましたが、そこを超えちゃった感じ。狂気がイキすぎてメロウになっちゃった感じ。


109.えぎたつや - 山崎まさよし (Part 2)

「山崎まさよしみたいに探してしまうよ」というフレーズが良いです。オリジナル版も狂ってるのですが、「山崎まさよし (Part 2)」ではピッチが上がってもっと悲痛な感じが出ていて、よかったです。


110.ちわきまゆみ - Pistol Song (type 2026)

ちわきまゆみさんのデビュー40周年を記念し、彼女の歴代の楽曲をリミックスするアルバム「Remix – Remodel」がリリースされました。全体的に良いのですが、中でもBUCK∞TICKの今井寿さんが手がけた「Pistol Song (type 2026)」の疾走感が素敵でした。かなり面白い掛け合わせなのにあまり話題になっていないのはなぜか。


111.コアラモード. - アンビティオ

メロディが良くて、軽やか。


112.元松美紅 - 圧倒的君不足

メロディが良いです。


113.千葉雄喜 & BABYWOODROSE - 曲

MVも含めて、ギャグのような何かを感じる。ケンセイ大森の言葉を借りると「(良い意味で)お笑い化してんなー」という印象。


114.新カリチアル - 鞍鼻

ギターの音がカッコいい。俺もこういう音を鳴らしたかったのだが、ギターを買うのが面倒くさいし、練習もしたくなかった。


115.吉田由香里 - My Dear

こういうチープな歌謡曲がツボなんです。


116.wata - 薔薇の淵まで

メロディが良いです。


117.GAMBO - sheep (feat. ずんだもん)

アレンジが挑戦的で良いです。


118.麻倉もも - crumb

こちらもアレンジが挑戦的で良いです。


119.Colorful Panda - 量産型 (feat. SAKURA)

カッティングギター?というんでしょうか。それがここまで機械的な淡々としたグルーヴを醸し出してるのはあんまり聴かない気がします。カッティングギター?は普通はファンキーというかグルーヴィーな感じが出てる気がするんですが、これはそれが出てなくて、むしろ真逆の食感が出てて、なんなんだろうみたいな。歌メロも絶妙に変ですよね? いろいろ違和感があって、それがオリジナリティを感じてよかったです。


120.RIKU - コツコツ

最近流行している質感ですよね? リリックに「DJ社長」とか「ヒカル」とか出てくるのが意外となかった気がしてよかったです。





2026年4月2日木曜日

「独断!日本の全音楽グランプリ2026」3月の良かった30曲

 


061. aa. - 声の色

062. ICE BAHN - MAKE or BREAK

063. kaelanuhito - わたしはロボットではありません

064. 矍鑠 - FM快運河

065. WORK - The Piano

066. The Highneken - 京桥

067. ichiyon - Snow Without You feat. Emi Araishi

068. Not Silence - サテライトの浜辺にて

069. TiDE - 色めき

070. 冨田開登 - たかが音楽

071. OWC - もうなんにもいらない

072. SAKUra - What 師 Said

073. MAPA - Stay Away Labyrinth

074. 有安杏果 - Do you know

075. 友田オレ - 身を粉/MIWOKO(feat.ku-ten)

076. 新内枝幸太夫 - ダンスィング・ゴリラ

077. Hey - マーライオン

078. きだはしや - kid

079. きだはしや - 化けの皮 (feat. GOMESS)

080. はるまき - キミノ成長地帯 feat. ナースロボ_タイプT

081. cosmosy - Chance

082. Uilou - To Me

083. ROBITAS - Midnight Cruising

084. GIGAHIKO - 夜間飛行

085. クーネル - 遮電心報

086. 終末のアンセム - 超新星☆益々!!

087. hallycore - THE IDOLM@STERS SHINY COLORS in Nyege Nyege Festival

088. 授郷市犬獄なつこを風化させない会 - 愛犬

089. ちふみぃ - 想像のきゅん

090. DARTHREIDER - 病院を攻撃するな!






【各曲の感想】


61. aa. - 声の色

1980年前後のブティックホテルに瞬間移動したような気分になる曲を量産し、「独断!日本の全音楽グランプリ2024」では「その理由」がベスト100に入ったaa.氏。新曲も圧倒的な心地よさのモコモコ感を堪能できる良メロ歌謡曲。


62. ICE BAHN - MAKE or BREAK

ベテランHIP HOPクルー・ICE BAHNのフレッシュな新曲。「韻守運転」のような勢いのあるビートに、畳みかけるような韻が素晴らしいです。


63. kaelanuhito - わたしはロボットではありません

ずんだもんに「わたしはロボットではありません」と言わせ、それをギタギタに切り刻む実験音楽。ボカロの無機質さを極限まで際立たせているのに、エモい曲を歌い上げさせたときを超える哀愁がにじみ出てしまう皮肉。


64. 矍鑠 - FM快運河

矍鑠「EXPO新潟」が良いvaporwave作品でした。2013年のThis Program is Brought to You, Bye.「群馬ハイヌーン」が好きなのですが、それに近い雰囲気がなんとなくあります。「EXPO新潟」というタイトルやアートワークから、昔の観光文化をvaporwaveの文脈に落とし込んだ作品ということがわかると思います。vaporwaveは消費文化の軽薄さを面白がる音楽だとすれば、これはその中でも観光文化の軽薄さを面白がっています。1986年頃に鈴木都政が世界都市東京というスローガンを好んでいたとき、「地域性」も地域の人が主体的に発信するものではなく、国が規定して進めていくものになってしまうというジレンマが発生ましたが、そのあたりの地方観光産業の空気感や気持ち悪さをゴースト化して現代によみがえらせている感じがします。「FM快運河」は交通情報を使っているのでSignalwave寄りですが、「EXPO新潟」に収録されることで、それ以上の奥行きが生まれています。ポスト産業社会では文化と経済がくっついてしまいます。地域の文化のぬくもり、人間味を育てるという感じのいい政府のレトリックは今、vaporwaveの題材としては最先端じゃないかと。そろそろ誰かに生活文化局をテーマにした作品を作ってほしいです。


65. WORK - The Piano

WORKの「Djennifer」はサンプリングビートにおける反復の気持ちよさが存分に味わえる傑作アルバムで、どの曲も陶酔感が高めで良かったですが、その中でも「The Piano」のソウルフルな感じが好きでした。


66. The Highneken - 京桥

軽快なギターと風通しの良いサウンドなのに、少し黒いグルーヴもあって良かったです。


67. ichiyon - Snow Without You feat. Emi Araishi

この歌声、最初はAIかと思ったのですが、人間でした。明るいけど少し哀愁があるメロディが良かったです。


68. Not Silence - サテライトの浜辺にて

フレンチディスコの要素に日本人特有のグルーヴを組み合わせた感じで、ありそうでないムードを放っています。良い意味で脆い感じのボーカルがクセになります。


69. TiDE - 色めき

爽やかな邦楽ロック一直線という感じで気持ちよかったです。


70. 冨田開登 - たかが音楽

複雑だけどポップな音作りを得意とする冨田開登氏の新たな傑作。要所要所に少し間抜けな音が入っていて、それが良い感じにネジが外れている雰囲気を醸し出していて一筋縄ではいかない感じがします。


71. OWC - もうなんにもいらない

コード、歌メロ、軽やかなサウンドがすべて噛みあっていて良いです。OWC氏は、いわゆる“諦念”のような感情をプラスに変換して表現するのが非常にうまいアーティストだと感じているのですが、その極地のような歌詞もドキドキするし、心配になりますが、不思議と元気をもらえます。


72. SAKUra - What 師 Said

2021年に奇跡の大名曲「漕ぎ出せ♪ショコラティエ〜これって恋ですか?〜」を生み出したSAKUraさんが今年も新曲を出してくれました。今回も「東北新幹線」でおなじみの天才職人・山川恵津子さんプロデュース。とにかくアレンジが巧みで極限まで何から何までノンストレスで、心地よさが半端ないです。


73. MAPA - Stay Away Labyrinth

「なんでもできそうな瞬間が好きなだけ」というフレーズとメロディが良いです。


74. 有安杏果 - Do you know

2019年頃にライブでお披露目されていたものの音源化されていなかった名曲「Do you know」がついにリリースとのことでおめでとうございます。YouTubeにアップされているライブ映像が素敵でしたが、そのときよりも若干ゴージャスになっています。メロウめなポップとして王道の良い曲です。


75. 友田オレ - 身を粉/MIWOKO(feat.ku-ten)

「君ほどの人はいない」で相性抜群だった友田オレさんとku-tenさんがまたやってくれました。聞き心地がよくて、心が軽やかになる、今の世を生きるのに欠かせない一曲。


76. 新内枝幸太夫 - ダンスィング・ゴリラ

伝統的な新内浄瑠璃の家元・新内枝幸太夫が45周年という節目に新境地としてレゲエに挑戦した珍曲。「マツケンサンバII」でおなじみの宮川彬良が手がけた妙にダンディなトラックと伝統の歌声がギリギリ化学反応を起こしておらず、「何かが弾けそうな気配」を醸し出したまま、ずっと平行して走っていく。これが絶妙なところをくすぐっていて、唯一無二のムードを醸し出した楽曲になっています。ちなみに「マツケンサンバII」がサンバではないように、これも本人はレゲエと言っていますが、レゲエではないと思います。とにもかくにも「新内枝幸太夫がレゲエに挑戦する」というすごい事件が発生しているのに、誰も騒いでないのはなんなのでしょうか。


77. Hey - マーライオン

Heyのアルバム「Murder at the Pool」が全体を通して非常に良かったのですが、その中でも好きなのが「マーライオン」でした。10年以上前からある曲のようなのですが、どんどん研ぎ澄まされて今に至る……という感じでしょうか。ノーウェイヴっぽさを感じつつ、オリジナルなユーモアがあります。


78. きだはしや - kid

何が良いのかうまく説明できないのですが、最高なムードが終始漂っている気がします。


79. きだはしや - 化けの皮 (feat. GOMESS)

トラックが骨太で好きなのですが、GOMESSさんの掠れた声のキレのあるラップ、きだはしやさんの無理やり詰め込んでいるようなラップがそれぞれ独自のグルーヴがあって、コントラストが良いです。


80. はるまき - キミノ成長地帯 feat. ナースロボ_タイプT

四つ打ちの曲を作るとき、バスドラムは鳴るべくズシンとさせたい派というか、それが醍醐味でしょとか思っているのですが、この曲を聴いたときは「そこまでズシンとしていない四つ打ちもたまにはいいのではないか」と思わされました。やや軽めのバスドラが木魚のようで、それに合わせて1文字ずつ歌われるボーカルもお経みたいで、途中に鳴る金も相まって、般若心経の最新版のようでした。


81. cosmosy - Chance

cosmosyは日本人4人組なのですが、K-POPシーンで活動しているので、「日本の全音楽グランプリ」に含めて良いのか微妙だったのですが、個人で勝手にやってるランキングで厳格な線引きを設けようとしている自分がキモく思えたため、深く考えず含めることにしました。K-POPのサウンドとしては王道なのですが、隙がない感じですね。


82. Uilou - To Me

Future Funkみたいな曲です。Future Funkは好きではないのですが、なぜかこの曲は好きでした。


83. ROBITAS - Midnight Cruising

夜のドライブに合いそうで良かったです。「夜のドライブに合いそうで良かったです」なんて感想、僕だって言いたくないのですが、本当に夜のドライブに合いそうなのでそういう言うしかないんです。夜のドライブに合いそうな曲は最高です。が、「夜のドライブに合いそう」という感想が世の中にありふれすぎていて、何も言ってないと一緒くらい価値の薄い言葉になっています。これ、どうすればいいのか。


84. GIGAHIKO - 夜間飛行

ギガファイル便の公式キャラクター・転送寺ギガヒコがリリースした新作EP「GigaFile 1st.zip」の収録曲。ギガファイル便に公式キャラクターがいることも、曲をリリースしていることもあまり知られていないのですが、「GigaFile 1st.zip」は良い作品でした。デビュー曲の出来はいまいちだったのですが、なぜか急にクオリティが上がりました。調べたところ、「夜間飛行」はPlus-Tech Squeeze Boxのハヤシベトモノリ氏が手がけており、そりゃ良くなるよねと合点がいきました。 ちなみに未だにギガファイル便をビジネスシーンで使う人がいますが、他会社の人に送るには失礼すぎる広告量だと思います。


85. クーネル - 遮電心報

クーネルの1stアルバム「SENSORY DIARY」が非常に良かったです。皆さんにぜひ聴いてもらいたいです。その中でも「遮電心報」が好きでした。2000年代後半の良質なポップという感じで少し懐かしい手触りで。


86. 終末のアンセム - 超新星☆益々!!

2010年前後のアニソンっぽくて良かったです。ぶりっ子アイドルが増えて辟易しそうですが、こちらは燃えるような情熱先行型。ライブ映像が、熱量で突っ走ってる感じで素晴らしく、宝物のよう。


87. hallycore - THE IDOLM@STERS SHINY COLORS in Nyege Nyege Festival

ウガンダのアンダーグラウンドシーンの顔的なレーベル「Nyege Nyege Music」とアイドルマスターをドッキング。天才としか言えない驚異の発明。このジャケットを見たとき、嬉しかった。


88. 授郷市犬獄なつこを風化させない会 - 愛犬

「授郷市犬獄なつこを風化させない会」→アーティスト名100点、「恐怖の勝利」→アルバム名100点、「愛犬」→曲名100点…ということでワード周りが300点の曲です。サウンドは、童謡「さくらさくら」みたいなチープなシンセの音に、合成音声でエログロな文章を読ませ続ける。完全に終わってしまっているのですが、終わらせるのも難しいんです。


89. ちふみぃ - 想像のきゅん

弱弱しくて、夢みたい。


90. DARTHREIDER - 病院を攻撃するな!

HIP HOPは比喩表現の芸術だと思います。それなのに「病院を攻撃してはいけない」というあまりにも当たり前の倫理を比喩ゼロでリリックにしなければいけない状況に、なんだか泣きそうになってくるのです。Nasが「Hip Hop Is Dead」リリースしたのは奇しくも20年前の2006年ですが、ラッパーがHIP HOPを殺していた時代はまだ牧歌的だったとすら思います。戦争が比喩表現を、HIP HOPを、カルチャーを殺しているということを「病院を攻撃するな!」という叫びが間接的に表現しているような気がしました。本当に必要な作品。


2026年3月1日日曜日

「独断!日本の全音楽グランプリ2026」2月の良かった30曲


031.イワクニマユ - 誰も知らない

032.元松美紅 - alive

033.Green Curtain - ノクターンのピアノ

034.綿貫雪 - この世を使い果たして

035.cozmik - Blue Cat’s Secret ##EveryBodyGo!

036.Douglas - Speak Out Face

037.drop - 小さな悪魔

038.REKI - なんで?

039.FR2PON! - カンチガワナイ

040.鳥トマト - 限界!湯煙Lover

041.エルスウェア紀行 - のびやかに地獄へ

042.JiROMAN - Sunday Groove

043.SALADA - もやし

044.BePo - Leak

045.TIVE - SOWARIN’

046.Dexus Ogawa - こんな夜に

047.カブトムシ - Piece Of

048.Chara+YUKI - 背中にリボン

049.上に月 - パパイヤ風呂

050.orlik - 5O

051.夢結び - 真澄結び

052.nikiie - 全意中最前線

053.ZORN - 地元LOVE feat. 後藤真希

054.絵瀬庭歌 - 順風満帆

055.ティーイコールツー - 味噌カツ天むす

056.YMCK - 目抜き通りを歩きましょう

057.CAFUNÉL - シュレディンガーの猫

058.LET ME KNOW - Goodbye Daily

059.青屋夏生 - 健康診断終わったら絶対ラーメン食べよう

060.雅蓮 - こつこつ (feat. スミーキラー) [ばーじょん0]


【各曲の感想】

031.イワクニマユ - 誰も知らない

ピアノがコードを連打している感じが好きなのですが、それを堪能できました。


032.元松美紅 - alive

正統派の良い曲という感じ。春っぽいです。


033.Green Curtain - ノクターンのピアノ

最近のJ-POPでは珍しいタイプのメロディ運びで、流行ではないのですが、そこが独自性があって良かったです。


034.綿貫雪 - この世を使い果たして

綿貫雪さんはずっと独自の方向性を模索していて、それがここで1つ結実した感じのある名曲だと思います。


035.cozmik - Blue Cat’s Secret ##EveryBodyGo!

2月にリリースされたEP「コミュニティCure Cosmo: Awakening (155BPM)」は全体を通してよかったですが、その中でもこの曲が好きでした。


036.Douglas - Speak Out Face

ニューウェーヴやポストパンク系統の中でも、無駄なポップさがそぎ落とされていて、クールで良かったです。


037.drop - 小さな悪魔

途中から一定のリズムで入ってくるチープなシンセ音が好きでした。


038.REKI - なんで?

「yusei君にDM送る」のところのフローもいいし、「エロいこと」の拍の置き方もいいし、ラップが全体的にかなり心地よいグルーヴがありました。


039.FR2PON! - カンチガワナイ

だいぶダサくて結構ギリギリのところ攻めてると思います。キツいところというか、嫌いなところも結構あるのですが、めっちゃイケてるところもあって、次はどうなるんだろうというワクワク感があります。


040.鳥トマト - 限界!湯煙Lover

マンガ家の鳥トマト氏が「私たちには風呂がある!」のテーマソングとして制作した楽曲。マンガ家が自分の作品の主題歌も手がけるDIY精神がいい。少しチープでありながら、ソウルフルでもあり、この脱力感とグルーヴィーさの加減がかなりツボでした。


041.エルスウェア紀行 - のびやかに地獄へ

AメロとBメロの旋律が良かったです。


042.JiROMAN - Sunday Groove

音の質感は風通しが非常に良く、それだけだとスカした感じが鼻につくこともあるんですが、愚直なリリックがいい対比になっていて、温かく爽やかな印象でよかったです。


043.SALADA - もやし

2021年に「すき家の牛丼が食べたい」という曲で衝撃を与えたユニット。今回の曲は最凶の音圧でもやしの魅力を歌うという内容なのですが、「もやし」というワードが音割れしているのが面白いです。


044.BePo - Leak

ややGファンクっぽいリズムのビートがいいし、ラップと引き立て合ってて、良い化学反応を起こしています。


045.TIVE - SOWARIN’

この曲が収録されているEP「EFFECTIVE NIGHT」の全編通した映像があるのですが、それがとても良くて、なぜ600回くらいしか再生されていないんだろうと不思議です。


046.Dexus Ogawa - こんな夜に

ラッパー・GOODMOODGOKU氏のプロジェクト。浮遊感と地を這う感じが同居していて不思議な耳障りで心地よいです。


047.カブトムシ - Piece Of

ポップなのかポップではないのか、かなり絶妙なところをついていて、このバランスが相当渋いと思います。あと端々まで作りがすごく丁寧で、自分には到底できない凄みがある気がします。


048.Chara+YUKI - 背中にリボン

2020年以来となるタッグ。安定感があります。当たり前のように良い曲で、もはや誰も驚いてない感じ。それがすごいのですが。


049.上に月 - パパイヤ風呂

2026年という一番意味不明なタイミングで何故かVaporwaveが好きになり、最近よく聴いてるんですが、上に月「指宿ヘルスセンター」というアルバムが相当よくて、こんなに気持ちよい音があるのかと驚くほどでした。その中でも一番好きだった曲。


050.orlik - 5O

イントロで鳴っている不穏なピアノやギターの音が、ドラムの轟音に包まれて、1つの濁流のようになっていくサウンドが気持ちよいです。MVも素敵で、なぜ2週間で80回しか再生されていないのか、不思議な気持ちになります。


051.夢結び - 真澄結び

組紐や着物などの和文化に関するサービスを提供している教室「真澄結びのKTP」が制作した楽曲。いわゆる“企業系”の楽曲には隠れた名曲があり、これもその類です。


052.nikiie - 全意中最前線

2010年のデビュー以来、16年にわたりファンだといっても過言ではないシンガーソングライター・nikiieさん。16年間に出した曲の中では一番若いのではないかというくらい、みずみずしい四つ打ちでビックリしました。


053.ZORN - 地元LOVE feat. 後藤真希

後藤真希が参加するということで、ZORNの楽曲の中でもかなりポップなメロディだと思うんですけど、若干コードが不穏な感じも保っていて、一筋縄ではいかない感じがよかったです。韻の踏み方は言わずもがな。


054.絵瀬庭歌 - 順風満帆

2023年の1位だった「宇宙人Q」を歌った絵瀬庭歌の新作「結局ロックって何なんだよ」が素晴らしかったですね。本当に全曲よかった。その中でも一番好きだったのが「順風満帆」でした。疾走感のあるトラックにパッションしかない不安定な歌声が乗っかって、刹那的な輝きがすごいです。


055.ティーイコールツー - 味噌カツ天むす

「味噌カツ」「天むす」は名古屋名物というイメージがありますが、実際は三重の津が発祥なのだと主張する曲。確かに名古屋名物だと思っていたので、「へー」という驚きがありました。自分も静岡・浜松市に対して、「餃子日本一は栃木・宇都宮だ」と主張する曲を作ろうというアイデアを形にしようとしていた時期があったのですが、満足するカッコよさや面白さが出ず、断念していました。なので、こういう内容をここまでカッコよく面白く仕上げるのが本当にすごいことなんだと身に染みてわかります。HIP HOPの「地元を上げる」ってやっぱりこういうことですよね。口先だけのレペゼンじゃなくてガチガチなのが最高です。


056.YMCK - 目抜き通りを歩きましょう

安定すぎるYMCK。ここまでオリジナルのスタンスをブラさずに良曲を量産し続けているのはYMCKか人間椅子くらいなのではないかと思ってしまいます。何故ここまでブレないのだろう?


057.CAFUNÉL - シュレディンガーの猫

リズムやメロディにどこか危うい部分があり、でもすごく気持ちよいポップさを保っていて、魅力的です。


058.LET ME KNOW - Goodbye Daily

1990年代の質感が流行りですが、その中でもこの曲は秀逸だと思いました。Official髭男dismくらい急に売れそうです。


059.青屋夏生 - 健康診断終わったら絶対ラーメン食べよう

こんなに「生活から生まれている」のが丸わかりな曲、なかなかないと思います。一般市民の生活から生まれた曲が大好きなので、こういう曲は本当にツボです。涙が出そうになるんですよね。健康が大切だし、おいしいものも食べたいし。我々30代って実際はそれしかないと思うんですが、それが曲になることってあまりない。でも曲になってるんです。しかも大名曲。泣くしかないんです。


060.雅蓮 - こつこつ (feat. スミーキラー) [ばーじょん0]

サウンド、歌詞、ジャケットすべてが衝撃的でした。「毎日コツコツ 地味にコツコツが大事」という素晴らしいメッセージを放ったあと、「報われますように」と祈りのタームに突入するのが泣きそうになるんです。これも生活から生まれた音楽だと思います。