2026年3月1日日曜日

「独断!日本の全音楽グランプリ2026」2月の良かった30曲


031.イワクニマユ - 誰も知らない

032.元松美紅 - alive

033.Green Curtain - ノクターンのピアノ

034.綿貫雪 - この世を使い果たして

035.cozmik - Blue Cat’s Secret ##EveryBodyGo!

036.Douglas - Speak Out Face

037.drop - 小さな悪魔

038.REKI - なんで?

039.FR2PON! - カンチガワナイ

040.鳥トマト - 限界!湯煙Lover

041.エルスウェア紀行 - のびやかに地獄へ

042.JiROMAN - Sunday Groove

043.SALADA - もやし

044.BePo - Leak

045.TIVE - SOWARIN’

046.Dexus Ogawa - こんな夜に

047.カブトムシ - Piece Of

048.Chara+YUKI - 背中にリボン

049.上に月 - パパイヤ風呂

050.orlik - 5O

051.夢結び - 真澄結び

052.nikiie - 全意中最前線

053.ZORN - 地元LOVE feat. 後藤真希

054.絵瀬庭歌 - 順風満帆

055.ティーイコールツー - 味噌カツ天むす

056.YMCK - 目抜き通りを歩きましょう

057.CAFUNÉL - シュレディンガーの猫

058.LET ME KNOW - Goodbye Daily

059.青屋夏生 - 健康診断終わったら絶対ラーメン食べよう

060.雅蓮 - こつこつ (feat. スミーキラー) [ばーじょん0]


【各曲の感想】

031.イワクニマユ - 誰も知らない

ピアノがコードを連打している感じが好きなのですが、それを堪能できました。


032.元松美紅 - alive

正統派の良い曲という感じ。春っぽいです。


033.Green Curtain - ノクターンのピアノ

最近のJ-POPでは珍しいタイプのメロディ運びで、流行ではないのですが、そこが独自性があって良かったです。


034.綿貫雪 - この世を使い果たして

綿貫雪さんはずっと独自の方向性を模索していて、それがここで1つ結実した感じのある名曲だと思います。


035.cozmik - Blue Cat’s Secret ##EveryBodyGo!

2月にリリースされたEP「コミュニティCure Cosmo: Awakening (155BPM)」は全体を通してよかったですが、その中でもこの曲が好きでした。


036.Douglas - Speak Out Face

ニューウェーヴやポストパンク系統の中でも、無駄なポップさがそぎ落とされていて、クールで良かったです。


037.drop - 小さな悪魔

途中から一定のリズムで入ってくるチープなシンセ音が好きでした。


038.REKI - なんで?

「yusei君にDM送る」のところのフローもいいし、「エロいこと」の拍の置き方もいいし、ラップが全体的にかなり心地よいグルーヴがありました。


039.FR2PON! - カンチガワナイ

だいぶダサくて結構ギリギリのところ攻めてると思います。キツいところというか、嫌いなところも結構あるのですが、めっちゃイケてるところもあって、次はどうなるんだろうというワクワク感があります。


040.鳥トマト - 限界!湯煙Lover

マンガ家の鳥トマト氏が「私たちには風呂がある!」のテーマソングとして制作した楽曲。マンガ家が自分の作品の主題歌も手がけるDIY精神がいい。少しチープでありながら、ソウルフルでもあり、この脱力感とグルーヴィーさの加減がかなりツボでした。


041.エルスウェア紀行 - のびやかに地獄へ

AメロとBメロの旋律が良かったです。


042.JiROMAN - Sunday Groove

音の質感は風通しが非常に良く、それだけだとスカした感じが鼻につくこともあるんですが、愚直なリリックがいい対比になっていて、温かく爽やかな印象でよかったです。


043.SALADA - もやし

2021年に「すき家の牛丼が食べたい」という曲で衝撃を与えたユニット。今回の曲は最凶の音圧でもやしの魅力を歌うという内容なのですが、「もやし」というワードが音割れしているのが面白いです。


044.BePo - Leak

ややGファンクっぽいリズムのビートがいいし、ラップと引き立て合ってて、良い化学反応を起こしています。


045.TIVE - SOWARIN’

この曲が収録されているEP「EFFECTIVE NIGHT」の全編通した映像があるのですが、それがとても良くて、なぜ600回くらいしか再生されていないんだろうと不思議です。


046.Dexus Ogawa - こんな夜に

ラッパー・GOODMOODGOKU氏のプロジェクト。浮遊感と地を這う感じが同居していて不思議な耳障りで心地よいです。


047.カブトムシ - Piece Of

ポップなのかポップではないのか、かなり絶妙なところをついていて、このバランスが相当渋いと思います。あと端々まで作りがすごく丁寧で、自分には到底できない凄みがある気がします。


048.Chara+YUKI - 背中にリボン

2020年以来となるタッグ。安定感があります。当たり前のように良い曲で、もはや誰も驚いてない感じ。それがすごいのですが。


049.上に月 - パパイヤ風呂

2026年という一番意味不明なタイミングで何故かVaporwaveが好きになり、最近よく聴いてるんですが、上に月「指宿ヘルスセンター」というアルバムが相当よくて、こんなに気持ちよい音があるのかと驚くほどでした。その中でも一番好きだった曲。


050.orlik - 5O

イントロで鳴っている不穏なピアノやギターの音が、ドラムの轟音に包まれて、1つの濁流のようになっていくサウンドが気持ちよいです。MVも素敵で、なぜ2週間で80回しか再生されていないのか、不思議な気持ちになります。


051.夢結び - 真澄結び

組紐や着物などの和文化に関するサービスを提供している教室「真澄結びのKTP」が制作した楽曲。いわゆる“企業系”の楽曲には隠れた名曲があり、これもその類です。


052.nikiie - 全意中最前線

2010年のデビュー以来、16年にわたりファンだといっても過言ではないシンガーソングライター・nikiieさん。16年間に出した曲の中では一番若いのではないかというくらい、みずみずしい四つ打ちでビックリしました。


053.ZORN - 地元LOVE feat. 後藤真希

後藤真希が参加するということで、ZORNの楽曲の中でもかなりポップなメロディだと思うんですけど、若干コードが不穏な感じも保っていて、一筋縄ではいかない感じがよかったです。韻の踏み方は言わずもがな。


054.絵瀬庭歌 - 順風満帆

2023年の1位だった「宇宙人Q」を歌った絵瀬庭歌の新作「結局ロックって何なんだよ」が素晴らしかったですね。本当に全曲よかった。その中でも一番好きだったのが「順風満帆」でした。疾走感のあるトラックにパッションしかない不安定な歌声が乗っかって、刹那的な輝きがすごいです。


055.ティーイコールツー - 味噌カツ天むす

「味噌カツ」「天むす」は名古屋名物というイメージがありますが、実際は三重の津が発祥なのだと主張する曲。確かに名古屋名物だと思っていたので、「へー」という驚きがありました。自分も静岡・浜松市に対して、「餃子日本一は栃木・宇都宮だ」と主張する曲を作ろうというアイデアを形にしようとしていた時期があったのですが、満足するカッコよさや面白さが出ず、断念していました。なので、こういう内容をここまでカッコよく面白く仕上げるのが本当にすごいことなんだと身に染みてわかります。HIP HOPの「地元を上げる」ってやっぱりこういうことですよね。口先だけのレペゼンじゃなくてガチガチなのが最高です。


056.YMCK - 目抜き通りを歩きましょう

安定すぎるYMCK。ここまでオリジナルのスタンスをブラさずに良曲を量産し続けているのはYMCKか人間椅子くらいなのではないかと思ってしまいます。何故ここまでブレないのだろう?


057.CAFUNÉL - シュレディンガーの猫

リズムやメロディにどこか危うい部分があり、でもすごく気持ちよいポップさを保っていて、魅力的です。


058.LET ME KNOW - Goodbye Daily

1990年代の質感が流行りですが、その中でもこの曲は秀逸だと思いました。Official髭男dismくらい急に売れそうです。


059.青屋夏生 - 健康診断終わったら絶対ラーメン食べよう

こんなに「生活から生まれている」のが丸わかりな曲、なかなかないと思います。一般市民の生活から生まれた曲が大好きなので、こういう曲は本当にツボです。涙が出そうになるんですよね。健康が大切だし、おいしいものも食べたいし。我々30代って実際はそれしかないと思うんですが、それが曲になることってあまりない。でも曲になってるんです。しかも大名曲。泣くしかないんです。


060.雅蓮 - こつこつ (feat. スミーキラー) [ばーじょん0]

サウンド、歌詞、ジャケットすべてが衝撃的でした。「毎日コツコツ 地味にコツコツが大事」という素晴らしいメッセージを放ったあと、「報われますように」と祈りのタームに突入するのが泣きそうになるんです。これも生活から生まれた音楽だと思います。